IEが新バージョンにFirefoxのRSSアイコン採用

1つ前のエントリーで「Web2.0は一般人に何を還元するのか?」という疑問を提起したが、これはようするにマーケティングの問題だ。
キャズム理論でいえば、Web2.0で括られるものでは、最も一般に認知されているブログがようやくキャズムを超えたかどうかというくらいで、他の多くはせいぜいアーリーアドプター止まりだろう。
simfarmさんがコメントしてくれていたが、ソーシャルブックマークなどはアーリーアドプターさえまだ「使い始めた」という段階だと思う。

そんな中、こんなニュースを目にした。

IEとMozillaの担当者が話し合い、ブラウザのRSS機能を表すアイコンを統一することが、ユーザーにとって最善だとの意見で一致。Outlook 12も同じアイコンの採用を決めた。
ITmediaニュース:IEとOutlook新版にFirefoxのRSSアイコン採用


そのアイコンとはこれだ。
feed-icon32x32.png
Firefoxをお使いの方ならよくご存知だろう。Firefoxでは、RSS/Atom FEEDがあるサイトに行くと、上記で取り上げられているオレンジ色のアイコンが表示され、マウスオーバーすると「ライブブックマークを追加」というコメントが表示される。

要点は「RSSを追加」ではなく「ライブブックマークを追加」であるということだ。
RSSではまったくなんだかわからない人でも、ライブブックマークならなんとなくどういう機能なのかはイメージできる。ブックマークというすでに知られた言葉がその機能をイメージさせてくれる。
Firefoxに一部のシェアを奪われはじめているとはいえ、いまだ85%のシェアを誇るIEである。これをIEが採用するとなれば、RSS/Atom FEEDもキャズムを超えて、マジョリティにも受け入れられるようになるだろう。

結局はこういうマーケティング的努力がWeb2.0の真価を問うことになる。
そして、それが一般化した際に市場環境がどう変化するかが本当の意味でのWeb2.0なのではないかと思う。

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