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2009-11-08:松丸本舗

遅れ馳せながら、10月23日に丸の内オアゾの丸善4Fにオープンした松丸本舗に行ってきました。 これ、入り口の前にあったポスターですけど、句読点を拡大したピクトグラム風の絵柄は僕の好みでした。

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多読術/松岡正剛

これはおもしろかった。すごくおもしろかった。 あとで詳しく書きますが「本はノートである」ですよ。服をコーディネートするように本もコーディネートするですよ。これはおもしろい。 『多読術』というタイトルですが、これは多読に関する本ではないと思います。 それどころか、読書に関する本として読む必要さえないと思います。 何か未知のものに触れるときの方法のひとつだという風にも読める。僕はそういう風に読みました。 読書は「わからないから読む」。それに尽きます。 本は「わかったつもり」で読まないほうがゼッタイにいい。 松岡正剛『多読術』 読書は旅のようなもので、「無知から未知への旅」と松岡さんはいいます。 無知からというのは当然として、その先にあるのが単なる知ではなく、未知であるところがいい。 僕も「デザインする人に必要な能力は?」で「知識があるから疑問をもつことができるのです。知識はわかるために必要なのではなく、わからないことを発見するために必要なのです」と書きましたが、知というのは未知へと向かっていくのが本当だと思います。「わかったつもり」になると、それが止まる。未知への旅を続けるのが不安だから、つい適当な場所で安住してしまう。 でも、そんな素振りは松岡さんからはまったく見られない。読んでいて気持よくなる一冊です。

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松岡正剛さんの「連塾」の動画

前に紹介した松岡正剛さんの『連塾・方法日本1 神仏たちの秘密―日本の面影の源流を解く』という本。 今日、出版社の方から教えていただきましたが、こちらのサイトでこの本の元になった「連塾」の模様が一部動画でみられます。 シリーズ「連塾…方法日本」:『神仏たちの秘密』特集ページ|春秋社 http://www.shunjusha.co.jp/renjuku/index.html ごく短く編集された映像ですが、「連塾」の雰囲気がわかってよいです。 まだ読んでらっしゃらない方も、すでに読まれた方も、ご覧になられては。 この1冊目が非常におもしろかったので、早く2冊目以降が発売されるのを楽しみにしています。 関連エントリー 松岡正剛さんの本に関するブックリスト連塾・方法日本1 神仏たちの秘密―日本の面影の源流を解く/松岡正剛

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松岡正剛さんの本に関するブックリスト

松岡正剛さんの本も結構な数を読んできたので、このあたりで一度まとめてみてもいいかなと思ったのでさっそく。 現時点で読んだのが今日紹介する14冊。 P.S. 「編集工学」に、多読術を追加。15冊に(2009-04-16) とりあえずこの14冊をブックリストとしてまとめておきますが、松岡さんの本のよいところは、それ自体が様々な本への扉を開いてくれるブックリストとしても機能する点だと感じます。 僕自身、松岡さんの本を読んで興味をもつようになった本は数多くあります。どのくらい多いかというと、興味をもっても読むのが追いつかないくらい、様々な方面に対する好奇心の目を開いてくれます。 何より日本を見つめるさまざまな視点を教わったことが大きい。 いまの僕らはあまりに日本を知らなさすぎます。無知であり狭い視野しかもたないがゆえに、形骸化した観念のみで日本を想像してしまいます。自ら日本をつまらなく退屈なものとして想像してしまう。でも、実際の日本は松岡さんがその編集工学的手法を駆使して紐解いてくれるように、多様な魅力をもった豊かなイメージをもっとものです。 そんな日本の多様で魅力あるイメージを紹介してくれる松岡さんの様々な本をここでまとめておこうか、と。 ※書名のリンク先は当ブログの書評エントリーです。

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連塾・方法日本1 神仏たちの秘密―日本の面影の源流を解く/松岡正剛

まったくおそろしい本です。今まで10冊以上松岡さんの本を読んでますが、スピード感や勢いという意味ではこれが一番圧倒されました。連塾という講義を収録したこともあってかライブ感のある荒々しさがいいです。文面からもその場の熱気が伝わってくる。そして、この講義の場に顔を揃えた方々の興奮まで(この講義には鈴木清順さん、前田日明さん、しりあがり寿さん、樂吉左衛門さん、中村吉右衛門さんなど、そうそうたる方々が参加しています)。 なんで、本を読んだだけで熱気や興奮まで感じられるんでしょうね? これが松岡編集工学のなせる業なんでしょうか。あらためて考えると不思議です。

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白川静 漢字の世界観/松岡正剛

白川さんの本を読むということは、文字という形態により言葉をあらわす人工物の世界観・体系、あるいは、それを用いる人間の観念や行為と形態との関係を探ることを意味します。それはハーバート・A・サイモンが1967年の『システムの科学』("The Science of the Artificial")ではじめて描いたデザイン思考(Design Thinking)という概念もその領域に含んでいます。ものの形を吟味することを仕事とするデザイナーがこうした関係性について無視するのはどうしたことか?と疑念をもたずにはいられません。 人間中心設計を高らかにうたっている人でも同様で、いまの人間や社会だけを前提に、あきらかにそれ以前からのスタイルの影響を受けているものの形をあれこれいうのは視野狭窄の感があるのはこれまでも指摘してきたとおり。例えば、ヘンリー・ペトロスキーが『本棚の歴史』で描いたような、本がかつて書棚に鎖につながれていたこと、蔵書を収納する施設(図書館)は収納と採光のトレードオフ的な関係があったことなどを知らずに本のレイアウトや版面のデザインを云々いっても、明らかに何かが不足していると感じます。 デザインやってる人で、ものの歴史をちゃんと学ぼうとする人は建築のデザインを唯一の例外としてとにかく少ない。なぜ、ある特定の道具の形は類似するのか、どうしてそうなったのかを理解しないまま既存の物の形を模倣する。形の意味を解せずに、形の吟味を行っているということですから、あきれたものです。そのことは1つ前の「漢…

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