2012年11月14日

創造性を資源として価値を生むことを重視する社会にしていくには…

創造性を資源として価値を生むことを重視する社会にしていくにはどうすればよいのでしょうか?
物質的な資源を加工して価値を高めるこれまでの社会における知恵の使い方ではなく、知恵そのものを資源に価値あるものを創造することで経済面でも文化面でも豊かな社会をつくっていくためには自分はこれからどんな活動をしていけばよいだろうか?
最近はそんなことを考えています(そんなことを考えるのは、ここでそんな話をしたいと思っているからですが)。



そして、そんな社会にするために何より必要なことは、知識や情報というものをモノと同じように私有しようとすることをできる限りやめて、知識や情報は社会の共有資産としてオープンにシェアし、人びとが知恵を使って創造性を発揮する活動をどんどんしていけるようなそんな環境をつくることが大事だと思います。
そして、そんな活動自体もオープンにし、いろんな人々が知恵を出して、次々に新しい価値を創造していけるよう、そんなオープンイノベーションやコ・クリエーションを重視した環境がつくっていきたい。
そんな風に考えるのです。

「創造性を資源として価値を生むことを重視する社会にしていくには…」の続き
posted by HIROKI tanahashi at 23:51| 思考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月08日

グラフィカルにノートをとりながら思考を整理する

最近、こんな風にグラフィカルな表現を交えて、自分の頭のなかを整理することが僕自身のブームになっています。

IMG_4618.jpg

上は「より良き未来をデザインするため」には、「問題を正しく定義する」ことが大事ということを整理してみようと思って描いたノートです。
これを描きながら、
  • 問題を正しく定義するための場として、多様な人びとを集めたフューチャーセッションのような場があり、そこでは様々な人のもつリソースを引き出し、つなげるような外部者の役割もあるなとか、
  • そういう外部者の役割は従来のように解決のためのプロダクトを提供するのではなく、参加者が自主的に問題解決の方法をつくれるようなプラットフォームを用意してあげることだろうとか、
  • その意味では、これからの問題解決は、人が外の商品やサービスに任せてしまっていた問題解決のコストを内部化して、自分たち自身でそれを作っていけるような、そんな持続可能性のある社会OSをデザインする必要があるのだろうな、とか

といったことを考えているわけです。

いままでよりもグラフィカルな表現でノートを取りはじめてみて、頭の整理がしやすくなった気もしているので、今回は、みなさんにもグラフィカルなノート作成をおすすめしたいという意味でも、他にもいくつか最近書いた/描いたノートを紹介してみます。

「グラフィカルにノートをとりながら思考を整理する」の続き
posted by HIROKI tanahashi at 21:13| ソーシャルイノベーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月07日

【参加者募集】第2回プロトタイピング・ワークショップ 〜つくることで発想を転換する〜

作りながら考えるプロセスを学ぶプロトタイピングを中心としたデザイン思考のワークショップ。
前回10月に開催した際には、参加いただいた方にも大変好評だった、このワークショップの2回目を、12月1日(土)に開催します。

このワークショップでは普段誰もがお使いになっている身近なものを題材に、インタビューからアイデアスケッチを経て、最後はプロトタイピングによって、ありきたりの発想から抜け出したアイデアの創出のプロセスを体験していただきます。



前回のワークショップでは、講義も含めて3時間という短いあいだに、上の写真のような形で自分たちのアイデアを簡単なプロトタイプとして作成し、自分たち自身でアイデアを評価するという体験をしていただいています。
イノベーションの手法としてより注目度が高まっているデザイン思考のなかでもとても重要な手法であるプロトタイピングを中心に、2対1で行なう相互インタビューやグループワークも交えたワークを行ないながら「作りながら考える」ことの重要性を体感いただければと思います。

参加者の募集はいつものとおり先着順にさせていただいています。
定数に達し次第、締め切らせていただきますので、ご興味のある方はお早めにお申し込みください。

→ ワークショップ参加お申し込みページ

以下、ワークショップ内容の詳細です。ワークショップの詳細はこちら
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2012年10月02日

【参加者募集】第1回プロトタイピング・ワークショップ 〜つくりながら考える体験のデザイン〜

10月27日(土)に、頭のなかのアイデアをスケッチやプロトタイプで視覚化しながら考えるプロトタイピングの手法を体験するワークショップを開催します。



といっても、上のスケッチのようなユーザーインターフェイスのプロトタイピングを今回は行いません。
もうすこし誰にとっても身近なものをテーマにプロトタイピングの手法を使った新しい体験のデザインを考えていただくワークショップです。

概要

変化の大きな時代、さまざまな領域で従来のあり方からの変革=イノベーションが求められるなか、多様性はイノベーションの触媒ということで、最近、創造の場は、それぞれ立場の異なるステークホルダーが集まって、意見を交わしアイデアを出し合うコ・デザインの形をとることが多くなってきています。
コ・デザインの方法では、1つの視点からだけ物事をみて袋小路にはまってしまうのではなく、複数の視点をあえて衝突させることで従来的な常識から抜け出す糸口を見つけ、そこを突破口にこれまでになかったイノベーションを実現していくのです。

その際、異なる専門分野、異なる価値観をもった人が互いに意見を交わし合えるような状態をつくることがポイントです。普段接点のない人同士だとほっとけば単なるすれ違いになりかねませんので。

異なる視点の交差は必要ですが、すれ違いは避けなくてはいけません。
そのためには、同じものをみて話ができるよう、さまざまな視覚化の手段をつかってコ・デザインの場をファシリテートしていくのです。デザイン思考で「作りながら考える」方法であるプロトタイピングの方法も、僕はそうした多様な人々が集うコ・デザインの場において意見を交差させる手段の1つとして使っています。

今回のワークショップでもそうした観点からコ・デザインという方法を体験していただくため、グループワークでのプロトタイピングを中心に、インタビューや対話の方法も交えたワークを行ないながら「作りながら考える」とはどういうことかを体験していただきます。

なので、今回のワークショップの特徴はこんな感じ。

  • プロトタイピングといっても「モノを作る」ことが目的ではなく、「そのアイデアは問題を感じてる人自身を助けるものになってるの?」を作りながら考える方法を体験していただく内容
  • 常識にとらわれて見落としてしまっている日常的な事柄を、他者との出会いから再発見していくことができるコ・デザインの可能性を感じていただく
  • インタビューや対話を通じたグループワークの楽しさや有効性を知っていただく


ということで、以下のワークショップ内容もご確認いただきつつ、ご興味のある方はご友人・ご同僚をお誘いの上、ふるってご参加ください。

なお、参加者の募集はいつものとおり先着順にさせていただいています。
定数に達し次第、締め切らせていただきますので、ご興味のある方はお早めにお申し込みください。

第1回プロトタイピング・ワークショップお申し込みページ

以下、ワークショップ内容の詳細です。
「【参加者募集】第1回プロトタイピング・ワークショップ開催」の続き
posted by HIROKI tanahashi at 21:25| 告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月25日

誰が世界を変えるのか ソーシャルイノベーションはここから始まる/フランシス・ウェスリーほか

昔から複雑系の科学の考え方が好きです。

たがいに関連しあう複数の要素がそれぞれ個々に局所的(ローカル)にインタラクションしあうなかで、大局的(グローバル)にもなんらかの振る舞いを創発させる複雑系は、その全体としての振る舞いが、個別の要因、部分からは明らかでないという不確実性、予想不可能性に、僕はとても惹かれます。



写真は、すこし前に3331 Arts Chiyodaでみた藤浩志さんの展覧会で撮った1枚ですが、藤さんが主催する、子供たちがおたがいにいらなくなったおもちゃを交換するソーシャルなシステム「かえっこ」で起こっていることも、ある意味、複雑系のシステムのなかの創発的な出来事のように感じます。

その意味では、もともとウェブの仕事に関わっていた経歴もあるし、長年、こうしてブログやソーシャルメディアを使ったコミュニケーションもしてきているので、そもそも現在のソーシャル的なものがグローバルにつながりあった複雑な社会と深く関係していることだとは感じていましたが、最近、デュポン社とマギル大学が共同で設立したソーシャルイノベーション・シンクタンクで、ソーシャルイノベーションについての研究を行ってきたフランシス・ウェスリー、ブレンダ・ツィンマーマン、マイケル クイン・パットンの3人がまとめた『誰が世界を変えるのか ソーシャルイノベーションはここから始まる』という本を読んで、さらにその考えが強くなりました。

「誰が世界を変えるのか ソーシャルイノベーションはここから始まる/フランシス・ウェスリーほか」の続き
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2012年09月14日

ワーク・シフト/リンダ・グラットン

ひさしぶりに書評記事を書いてみようと思います。
取り上げるのは、ロンドン・ビジネススクール教授のリンダ・グラットンが2025年をターゲットとして「働き方の未来」を考察した1冊『ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉』です。
とにかく必読だと思います。

ワーク・シフト

この本に関しては、すでに十分すぎるほど話題にはなっていますし、いろんな方が紹介&絶賛している1冊です。販売のほうも好調のようです。

ですので、あらためて僕が紹介するまでもないと思わなくもありません。
けれど、この本が扱う「働き方の未来」というテーマに関しては、僕自身、積極的に考えたり、実践的に動いたりもしたいと思うと同時に、いろんな方と話をしていきたいと感じています。
だから、ここで書評記事という形をとって書いてみたいのは、単純な内容の紹介というより、この本を読みつつ、あらためて感じた「未来の生き方」についての僕自身の考えです。

「ワーク・シフト/リンダ・グラットン」の続き
posted by HIROKI tanahashi at 20:01| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月12日

連載「ThinkSocialな時代のビジネスデザイン」をスタート

エンタープライズジン内の「ビズジェネ」というコーナーに連載記事「ThinkSocialな時代のビジネスデザイン」を書かせていただくことになりました。

先ほど、公開された第1回目の記事「共益の創造を目指すコ・クリエーション戦略」では、連載をはじめるにあたって前提としている、社会的に大きな変革が望まれる「ThinkSocialな時代」を概観しています。



この連載では、歴史的にも大きな変換点といえる現在そしてこれからの社会環境で、個人はいかに働き、企業はどのような戦略で事業を展開していけばよいかを考えていこうと思っています。
また、様々な社会課題が山積みとなった社会において、個人や企業が生き抜くためにはどんな変革が必要となり、その変革を実現するためにはどんな方法が有効なのかもテーマとして扱っていきます。

興味のある方、ぜひご一読いただけると幸いです。

共益の創造を目指すコ・クリエーション戦略(前編):ThinkSocialな時代のビジネスデザイン


posted by HIROKI tanahashi at 14:03| ソーシャルイノベーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月29日

僕らは、現実から切り離された仮想現実のなかで未来を夢見ているけれど…

マニエリスム期の画家にして建築家であるフェデリコ・ツッカーリ(1542-1609)は、1607年に発表した「絵画、彫刻、建築のイデア」というエッセーの中でディゼーニョ・インテルノ(Disengo Interno)という概念を登場させています(詳しくは「ディゼーニョ・インテルノ(デザインの誕生1)」参照)。

ディゼーニョ・インテルノは英語で言い換えればインテリアデザイン。
ツッカーリが用いている意味としては「内的構図」であり、心の内側にあるデザイン案ということと理解することができます。



マニエリスム研究で知られるグスタフ・ルネ・ホッケは名著『迷宮としての世界』のなかで、このツッカーリのディゼーニョ・インテルノ(内的構図)がどのように画家・建築家に用いられるのかを次のように示しています。

最初に〈わたしたちの精神にある綺想体〉が生まれる、とツッカーリはいう。これは要するに、ある〈イデア的概念〉、ある〈内的構図〉Disengo Interno である。かくしてつぎにわたしたちはこれを現実化し、〈外的構図〉Disegno Esterno へともちこむことに成功する。
グスタフ・ルネ・ホッケ『迷宮としての世界』

最初に画家・建築家の内面に、イデア的概念であるディゼーニョ・インテルノが生まれる。先ほど、心の中のデザイン案と言いましたが、まさに建築物のデザインイメージであり、これから描こうとする絵の具体的なアイデアです。画家・建築家は自身の表現技術を用いてその内的イメージを外化し、絵や建築という形で実体化するという流れです。

これはマニエリスムの1つ前の時代にあたるルネサンス期の絵画においては逆でした。ルネサンス期に開発された遠近法による絵画は外界にあるものをたくみに写すこと、つまり外的イメージを遠近法を用いて内面化=抽象化するというものあり、ツッカールのいうディゼーニョ・インテルノの流れとはまさに逆向きの流れです。

しかし、人類の視覚表現やそれにともなう思考の歴史の流れとしては、先に外から内へのルネサンスがあったからこそ、マニエリスムの内から外へが可能になったとみることができると思います。
外にあるものを「対象」として自分から切り離し、一方で「対象」から自由になった主体の内面で見た像として遠近法画を描くスキルを先に手に入れたからこそ、外にある「対象」に左右されずに主体的にイメージを扱うことが可能となり、内面にあるイメージを描くということもできるようになったのだということができます。

それは人類が外の世界の文脈から切り離された自由なバーチュアル空間を内面に獲得した瞬間だったといえるのでしょう。

「僕らは、現実から切り離された仮想現実のなかで未来を夢見ているけれど…」の続き
posted by HIROKI tanahashi at 20:23| 視覚表現 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月24日

働き方や社会的な価値に関する自分たちの頭のなかのイメージを変えていく

ちょっと出遅れましたが、リンダ・グラットンの『ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図』を読みはじめました。

何人かの方が良い本だと書いているのをWeb上で見かけましたが、確かに良い本です。
これは読んだほうがいいです。
いや、読まないとこの先の人生やばいと感じます。

「働き方や社会的な価値に関する自分たちの頭のなかのイメージを変えていく」の続き
posted by HIROKI tanahashi at 20:03| ソーシャルイノベーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月23日

映像を見ているとき、僕らは現実が見えなくなっている

様々な視覚表現による映像は、遠く離れた場所に関する情報や、遠い過去に関する情報を、僕らがそこに出向くことなく僕らに与えてくれます。



一方、僕らはそれらの映像を見ているとき、自分たちがいま生きてその場に身を置く現実から目を逸らしているのだということを案外忘れていたりします。
つまり、本や雑誌、テレビやインターネットを通じて、常に写真や動画などの映像表現に身を晒している僕らは四六時中「心ここにあらず」の状態になっている自分に気づかずにいるのです。「映像を見ているとき、僕らは現実が見えなくなっている」の続き
ラベル:絵画 イメージ
posted by HIROKI tanahashi at 21:05| 視覚表現 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月08日

記憶や観察力と考える力

普段はあまりテレビは見ないのですが、先日風邪をひいて熱をだした際に、ぼんやりとした頭で見ていたテレビ番組でやっていた「絵が描けない人」の特徴の話がとても興味深かったので、今日はその話題から「記憶や観察力と考える力」という話を展開していくことにします。



布団にはいって半分目をつむったような状態で見ていたので、番組がなんだったかも含めて詳しく覚えていないのですが、いま話題にしたいのはこんな2つの事柄です。

  1. 絵が下手で、描いた絵を人から笑われることが多い人は、そもそも絵がうまく描ける人に比べて、物事の観察力が弱く、物事に対してあいまいな記憶しかもっていないために、描こうとする対象を頭の中でさえ非常にあいまいにしか思い描けないため、当然ながら実際の絵としても表現できない
  2. 絵が下手な人の中には、目の前にある風景を描き写すといった場合でも、目の前に存在するはずのない子供が描くような記号化された雲や太陽を描いてしまったりする

絵が描けない人って、そんな風に世界を見ているの?という意味で、僕にはとてもショッキングな話でした。
「記憶や観察力と考える力」の続き
ラベル:絵画 観察 記憶
posted by HIROKI tanahashi at 22:28| 脳科学、認知科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月07日

【参加者募集】第2回オブザベーション(観察)ワークショップ

7月に開催してご好評いただいたオブザベーション(観察)を中心テーマとしたワークショップを9月8日(土)に「第2回オブザベーション(観察)ワークショップ」と題して再開催いたします。



今回のワークショップでも前回同様の内容で、「観察」の体験がない方々向けに、なぜ観察が有効なのかを実際に体験していただく内容となっております。
講義も含めて3時間の、それほど長くない時間での実施となりますが、「観察」とは何か?について気づきをもって帰っていただける内容だと思いますので、ぜひご参加ください。

なお、参加者の募集は先着順で、定員に達し次第、締め切らせていただきます。
前回も早い段階で定員に達しましたので、ご興味のある方は以下からお早めにお申し込みください。
第2回オブザベーション(観察)ワークショップお申し込みページ

「【参加者募集】第2回オブザベーション(観察)ワークショップ」の続き
posted by HIROKI tanahashi at 09:03| デザイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月31日

自分たちでやれることの外部化が、未来を志向するために必要な人と人とのつながりを希薄化させる

いまの時代って、ひとりで悶々と悩んだり、企業などの閉じた世界のなかだけで問題を解決しようとしたりするのに向かない時代ではないかと感じます。



これほど、先行き不透明で、かつ、不透明ではない既存の安定したシステムの寿命もそう長くはないと予測される現代で、特定の機能を果たしたり、特定の戦略の実行に最適化された組織の閉じた環境のなかだけで、何が起こるか分からない状況で突如現れ出てくるさまざまな未知の問題に対処することは理にかなっていません。

だからこそ、ゆるいネットワークのつながりによって、「さまざまな未知の問題」にも柔軟に対応できる、多様性を確保しておくことのほうが必要なのだと思います。
「自分たちでやれることの外部化が、未来を志向するために必要な人と人とのつながりを希薄化させる」の続き
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2012年07月26日

「垂直」から「水平」へという変化のもう1つの意味

なぜ今「ノマド」は“炎上祭り”と化しているのか〉と題されたダイヤモンド・オンラインに掲載の佐々木俊尚さんの記事がなかなか興味深かったです。



こんな感じで「会社組織の衰退」という話から「ノマド」についての考えを展開しています。

なぜ一部の若者が大企業を辞めたり、成長もしない社会起業系の小さなビジネスをやったりしているかと言うと、これは明らかに危機感の表れ。脱サラは確かにかっこいいかもしれません。でも、起業するモチベーションとしては、かっこいいことをやりたい、といった短絡的な理由ではなく、10年後、20年後の生活設計を考えることを自分なりにやっているわけですよね。(中略)今後、明らかに社会構造は変わると思っているんです。何年か、あるいは何十年かかるか、スパンは分からないですけど、おそらく会社組織は衰退していくと思います。

この引用のすぐ前では「大企業を中心に仕事が回っていて、ビジネスの中心は会社組織であり、そこでOJTによって仕事を覚えていくという構造が20〜30年後も続くと思っているんでしょうか。僕はそうは思いません」なんてことも言っていますが、僕も同感で、企業というものが働き方の中心に位置するような社会構造はこの先、そんなに長くは続くはずがないという想定で今後のあり方を模索しています。
「「垂直」から「水平」へという変化のもう1つの意味」の続き
posted by HIROKI tanahashi at 19:01| ソーシャルイノベーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする