セミナー「ソーシャルメディア時代の企業Web戦略」の資料を公開

会社のほうで私が講師をつとめる形で、3月24日、4月13日、20日の3回にわたって開催したセミナー「ソーシャルメディア時代の企業Web戦略」のプレゼンテーション資料を下記の通り公開しました。 ソーシャルメディア時代の企業Web戦略 View more presentations from Hiroki Tanahashi 見ない夢は叶わない。だから、夢見ることも僕たちの仕事です今回のセミナーでは、現在のようなソーシャルメディアが隆盛の「つながった時代」を、企業が生き抜いていくために取りうる戦略を、さまざまな企業の事例を集めて、それを「共感・共創・共有」の3つに分類して捉えながら紹介しています。 もちろん「共有」の戦略の部分では、リサ・ ガンスキーの『メッシュ すべてのビジネスは〈シェア〉になる』やレイチェル・ボッツマン&ルー・ロジャースによる『シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略』<共有>からビジネスを生みだす新戦略などで紹介されたシェア=メッシュのビジネスの事例を紹介しつつ、これから来るグランズウェル(大きなうねり)に際して企業がどう立ち向かえばよいかを考えるヒントもお話させていただきました。 ソーシャルメディアに限った話ではありませんが、何か新しいトレンドがあると「それを使うことでどんな効果があるのか?」と考えてしまいがちです。しかし、本当に考えるべきことは「それは自分たちの仕事やビジネスにどんな影響・変化をもたらしうるか?」という…

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Memolaneを使ってみました。

Memolaneは、Facebook、Twitter、Foursquare、Instagramなどに投稿した自分のコンテンツを1つのタイムライン上に配置してまとめてくれるサービス。 これまでは招待制のβ版でサービス提供していたそうですが、昨日、一般公開されました。 さっそく登録して使ってみましたが、なかなかよい感じで、特にUIは見やすく、操作もしやすくてよい感じです。 http://memolane.com/hiroki_tanahashi 使ってみてよいなと思ったのは、過去の自分の投稿したコンテンツを参照しやすい点です。 Facebookに登録したイベントなどの予定は、未来のコンテンツとして表示してくれます。 時間軸の移動も、UIの下部にあるスライド式のインターフェイスで操作することで好きな時期のコンテンツを表示できるので、Twitterなどのタイムラインのように新しいものから順に追っていかないと古い情報にたどり着けないというわずらわしさもありません。 この点が一番便利だなと思った点です。 興味のある方は使ってみてはいかがでしょうか。

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次はブログかなと検討中。

さて、本日、twitterアカウントの削除をしたばかりですが、実は、次はブログかなとも検討中。 さすがにこっちは削除する必要まではないと思ってますが、更新をストップするのはありかもしれないな、と。 さすがにtwitterとは継続期間に雲泥の差があるので、はい、やめたとはいきませんが、もう一度メリット/デメリットを天秤にかけてもよさそうな時期だなとは思う。 そのくらい、モバイルを含めたインターネット環境や、社会における情報の意味や価値みたいなものが数年前とは大きく変わってきているので。 やめる/やめないの判断はもうすこし先延ばしにするとしても、このまま惰性で続けるのはどうかと思っています。 続けるとしたら、何らかの変化をしないと、これまでのようには効果は望めない気がしてます。 こういうことを考えるきっかけを与えてくれたという意味では、twitterをやってみたのは無意味じゃなかったな、と。

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Twitterアカウント削除完了

いまTwitterアカウント削除した。 削除しようと決めたあとなので、意外とすんなり削除できた。 まぁ、やってたのは1ヵ月半くらいだから削除するタイミングとしてはぎりぎりかな。これ以上長かったら、そう簡単には削除できなかっただろうな。 実はアカウント削除は2度目なので(1度目はひっそりなので使ってないに等しいけど)、3度目はないかな、と。今回はまじめに使ってみようと思い、最終的には1ヵ月半で845ツイートしたので、おもしろさも役に立ち度合いもわかったし、おもしろい人も見つけられた。そういうメリットを失うのは正直どうしようかと迷いました。 でも、僕にとってのデメリットと天秤にかけた結果、辞めることに。 どうも、僕にはTwitterのデザインがあわなかった。誰がフォロワーかが見えるというのが、mixiの足あと以上に気味が悪かったんですよね。140文字でつぶやく快感にははまったんですけど。あれは頭の体操になったな、と。 僕には誰が見ているかわからないブログのほうが性にあっているみたいです。 正直、実際アカウントを削除してみての感想は、こんな感じ。 悩みの種がなくなってすっきりした思考の断片メモをどこに残そう?本が読めそう では、バイバイ、Twitter。

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不味いメシ屋の見分け方と企業サイトのデザイン

ノッケから経験値でものを言って申し訳ないが、不味いメシ屋というのは、たいていメニューが多すぎるという共通項があるように感じてます。しかも単に多いのではなく脈絡がなく多い。得意料理なんて当然ないんだろうなと思わせるメニューの並び。その時点ですこしもいい匂いがしてこない。案の定、食事時でも店のなかはがらんとしていたり。 いい匂いのしないWebサイトそれって実は企業サイトでもおなじこと。 やたらとメニューが並んでるだけじゃ、いい匂いはしてこない。 中小企業やらシステム系の企業でありがちなのが、そういう何でもできます的なメニューの並び。で、何屋なの?というサイトになってしまっているところが少なくない。 あーあ、Webのデザインした会社がそのへん、きちんとコーディネイト、デザインしてあげなかったんだろうな、と残念な気持ちになります。 もちろん、納期やら予算やらあってのことだろうけど、じゃあ、その制約条件なければ、ちゃんとコンサルティングしてあげられたの?と疑問も残ります。

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今週末のWeb関連・豪華イベント

今週末、Web業界の人にとって注目のイベントといえば、「SwapSkills for the happy web weekend」なんでしょうけど、そんなのに注目してるようじゃ甘いな。今週末で注目するイベントはこれですよ、これ。 横浜デジタルアーツ専門学校・Web科箱根合宿!

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ウェブ人材として育つための3姿勢+5つの実践(後編)

ウェブ人材として育つための3つの基本姿勢について書かせてもらった「ウェブ人材として育つための3姿勢+5つの実践(前編)」に引き続き、この後編では、自分で育っていくための実践的な方法を5つばかりご紹介。 もちろん、僕が思う実践の方法ですので、これだけやっていればいいってもんじゃないでしょうし、中にはこういう方法が向かない人もいると思いますので、そのあたりはご了承を。あくまで僕自身の経験からいえる5つの方法だと考えていただき、真似してもいいかなと思う人だけ参考にしてくれるといいかなと思います。

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はてなクラブという試みについて

はてなクラブがやろうとしているのは「ユーザビリティ」なんでしょうか。ここには「サービスの品質向上」と書いてあるので、ここを読む限りはやり方として問題はないと思いますが。 ユーザビリティテストのモニター組織とリクルーティングaratako0さんもこう書いていますが、特に「ユーザビリティテスト」としての考えの甘さは、あの文面にはないと思います。 先日、はてなクラブの募集が開始されました(僕も申し込みました)。既にいろんな人たちがブクマコメントなどで突っ込んでいるのですが、ユーザビリティテストの考え方がちょっと甘いかなと思います。 はてなクラブとユーザビリティテスト - TRANS [hatena] そう思うのは、はてなクラブはまずテストの被験者を集めるためのモニター会員組織であると感じられること、テスト時には再度、被験者のスクリーニングが行われるのではないかと思えるからです。 これなら、aratako0さんのいう「重要なのはテスターのリクルーティング」も満たせると思います。そもそもモニター会員組織の母体にある程度、いろんな人がいないとスクリーニングしても、必要な被験者を見つけることはむずかしいですから。 母体は大きい方がスクリーニングで対象者を見つけるのには向いています。リサーチ会社でもモニター会員組織はできるだけ多くの人を集めようとします。そのほうがどんな条件でスクリーングをかけた場合でも対象者が見つかる可能性が高くなるからです。 ですのでモニター会員組織がさまざまなユーザ…

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Web業界の人だからこそ、Web屋はこれから何つくるんですか?と言っています

はっきり言っておきます。下記の質問に対する答えは"NO"です。 その原因が、何を作っているかわからないというのは、それぞれのウェブ屋が持っているプライド(お客に納品したものの品質)そのものを疑っているというわけじゃないのですか? WEB業界の人が、今更WEB屋になに作ってるんですか?というのは何事*ホームページを作る人のネタ帳 そんなことは疑ってはいません。これっぽっちもね。いや、疑うどころか、先のエントリー「Web屋さんって何をつくるお仕事なんですか? その職業の方は必要なスキルが多いんですか?」ではその点に関してはまったく問題にもしてません。見ず知らずの人のことまではわかりませんが、すくなくとも自分のまわりの人間の納品物に関しては何も疑うところはありません。疑うくらいなら、現場で文句いいますよ。 ここだけはいったいどう誤解をすればそんな話になっちゃうのと書いておきたいと思います。 上記のエントリーは、まったく僕の書いていることを読み違えているとしか言いようがありません。とはいえ、僕の伝え方が下手なのもあるでしょう。その点は誤解をさせてしまって気分を悪くしたなら素直に謝ります(P.S.先のエントリーのコメントに「言い回しが断言的すぎる」というご指摘をいただきましたが、おっしゃるとおりですね。断言的すぎては伝わることも伝わりません)。 それにしてもあの誤読の仕方はあんまりだと思いますので、すこし違う角度から説明を。

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Web屋さんって何をつくるお仕事なんですか? その職業の方は必要なスキルが多いんですか?

井の中の蛙じゃないでしょうか。 ホームページを作る人のネタ帳さんでは、職種に対して職能を分解しているが、全部できる人なんていないから。 ただWeb屋が他のIT職種の中でも広範囲なスキルを求められるのは事実だ。 F's Garage:何故、Webデザイナーが美大卒じゃなくてもやっていけるのか? Web屋が他より広範囲なスキルを求められるなんてウソでしょ。 それって単にWebに閉じた人たちの妄想なんじゃないでしょうかって僕は思います。

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Webサイト構築って専門的な仕事なの?

これは激しく同感です。聞く耳をもつ、好奇心をもつのが重要だって思います。 たとえ、スペシャリストであったとしても心がゼネラリストであれば、狭い視点になるのを避け、全体を見渡しながらコミュニケーションがとれるようになれるかもしれません。Webサイト構築の仕事は専門的な仕事ではありますが、特定の技術や知識だけもっていただけでは良いものが生まれません。たとえ仕事/作業そのものが特定の技術を使うだけとしても、全体を見渡して仕事をするだけでも自分そして周りの人の姿勢も変わってくると思います。 COULD:心はゼネラリストでいたい 異なる専門領域をもった人同士でたがいに相手の話に耳を傾けられないようだと、プロジェクトはなかなかうまくいきません。 これは何もWeb構築にかぎった話だけじゃなくて、マーケティングの人やらデザインの人やら技術・エンジニアリングの人、生産の人などが関わる商品開発の場面などではもっとそうなのでしょう。 すくなくとも他人の話に耳を傾けることができ、言ってることを理解できるくらいには専門領域から飛び出したところがないといけないでしょう。

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クライアントはアウトソーシング業者の「企画・提案力」「コンサルティング力」に特に不満を感じている

MarkeZineの「上場企業の4割はウェブサイトの年間予算が決まっていない―「ウェブサイトに関するアンケート調査報告書」」というニュース記事でも紹介されていましたが、先日、うちの会社のほうで、三菱UFJリサーチ&コンサルティングと共同で「ウェブサイトに関するアンケート調査報告書-上場企業におけるウェブサイトの利用と運用・管理の実態-」という調査を実施しました。 →ウェブサイトに関するアンケート調査報告書 | ミツエーリンクス

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続きはリアルで

Web標準の日々のプレゼンでも引用しましたが、ここでも。 サーチ結果をクリックして、 「他の場所」に向かう。 そのようなスイッチボードの 役割をグーグルは果たしていると。 インターネット自体の、現実に 対する役割も、そのようなもので 良いのかと思う。 インターネット自体にとどまる ことが目的なのではなくて、 現実に存在する人間だとか、 本だとか、場所だとか、音楽だとか、 そのようなものへとリンクする。 そして、運動をうながす。 茂木健一郎 クオリア日記: モーツァルトを生きる Webだけを考えていてはダメだと思っています。 情報デザインを考える上でも。ユーザーエクスペリエンスを考える上でも。そして、自分たちの仕事、キャリアを考える上でも。 戦略とは、何をやらないかを決めることだといいます。 僕がWeb標準の日々で、Webのことは話しませんといったのももちろん戦略です。 そして、このブログでもここ最近は同じような戦略をとっています。 戦略によって未来は形づくられます。それが自分の思う通りかは別として。 自分たちの仕事をどう定義するか、それは重要な戦略的事項です。 自分たちの仕事のスコープをどう考え、どう見せるか。 何をつくるかではなく、何に影響を与えうるかでその範囲を決めてみるのも1つの手ではないか、と。

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自分のためにだけではなく(Web標準の日々の感想に変えて)

Web標準の日々。ようやく終わりました。 今日は自分のセッションのほかに、ビービットの遠藤さんとbAの三井さんのセッションに参加させていただきました。 僕のプレゼン資料に関してはさっきもお知らせしましたが、下記にアップしておりますのでご自由にダウンロードください。 「Contextual Design 経験のデザインへの人類学的アプローチ」プレゼン資料(pdf、5.27MB) さて、では、すこし感想を。

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自動巡回型ニュースサイト mediajam がオープン

先日16日にクローリング型のニュースサイト、mediajam(メディアジャム)がプレオープンしました。 mediajam : http://mediajam.info/ mediajamがおもしろところは、優良なニュースサイトをクローリングしてニュース記事を取得し、それを自動的にタグ付けして分類してるところ。 巡回先のニュースサイトには、普通の新聞社のサイトだけでなく、GIGAZINEやメディアパブなんてニュース系ブログも含まれているのがセンスよいな、と。 Markezineにもこんな風に紹介されてます。 「mediajam」は、従来のニュースサイトと同じように、カテゴリやジャンル別にニュースを閲覧するための構造を持ちながら、記事のまわりに置かれたタグボタンや「タグ検索」によって、カテゴリを越えて関連ニュースにアクセスすることができる。また、すべてタグごとに、RSSフィード(更新情報)の配信があるのもうれしい。 MarkeZine:◎タグでニュースを自動分類、これからのニュースサイトのかたちが見える「mediajam」プレオープン めずらしくサイトの紹介をしてるのは、このmediajamが「神奈川新聞社とミツエーリンクスが出資している合同会社メディアジャムが運営している」から。 関連ニュース CNET Japan:ニュースを自動巡回し収集する、投稿可能な情報ナビゲートサイトが開設MarkeZine:◎タグでニュースを自動分類、これからのニュースサイ…

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Amazonインスタントストアのメンテナンスしてます?

みなさん、Amazonインスタントストアって使ってます? なかなか売れないとかいう話って聞きますよね。 確かに通常のアフィリエイトに比べると売れませんよね。 いくつか理由はあると思うんです。 ブログとは別のサイトになっているので、記事を読んだついでにということがない。更新感が見えない。RSSもないし。メンテナンスしないとトップページも代わり映えしない。特に「特定の商品」を選択してる場合。 これって、普通にWebでモノを売ろうとしたら、致命的な問題ばかりですよね。 これじゃあ、いかんなと思い、かつ、システム的にはどうしようもないので、とりあえず手動で可能なことをやることしました。 というか、手動でやるのが必要なのは当たり前ですね。 まぁ、売ることが第一目的のブログではないですが、ついでに売れるならそれを拒む必要もないので。 というわけで、最低でも隔週でメンテナンスしていこうかと。 ・認知科学、情報デザインに関する本なら、Books::DESIGN IT! w/LOVE ・iPodやiPod関連商品なら、iPod Store from DESIGN IT! w/LOVE  

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講演「Web2.0時代に企業に求められる7つの力」の告知

はい。告知です。 オービックさん主催の「情報システムセミナー」で講演します。 講演タイトルは、 「Web2.0時代に企業に求められる7つの力 ~情報化の進む市場環境で企業はどうWebとビジネスを直結させるか?~」 日時は、2007年2月14日(水) 13:00~14:15 オービックさんのサイトの「セミナー情報」をご確認ください。 とても探しにくいけど、13:00~14:15のA34で探してみてください。 もしかすると、あれ?と思った方いらっしゃるかもしれませんが、そうです。 その日は、翔泳社さんのデブサミでの講演とダブルヘッダーなんです。 バレンタインなのにねw。 デブサミのほうもまだ席に余裕はあるようなのでぜひ。 セッションタイトル: Webサイトの提案に困っていませんか? ~ 経営課題とWebサイトをきちんとリンクさせる7 の手法 ~ 日時:2007年2月14日17:40~18:30 関連記事 デブサミ2007「Webサイトの提案に困っていませんか?」

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"design"というキーワードでGoogle検索すると・・・

さっきGoogle Analyticsのデータを見ていて、もしかしたらともって調べてみると、"design"というキーワードでGoogle検索すると、なんと!このブログが検索結果の12番目に表示されてました。ちょっとびっくり。 ちなみに"デザイン"ではまったくでてきません。 まあ、考えてみれば、このブログにリンクしてくれる人の多くは、ブログ名の"DESIGN IT! w/LOVE"にリンクをはってくれるのだから、その効果なんでしょうね。 なので、"love"でも 51 - 60 件目のページで出てきます。 "design"+"love"だと1位。 逆に順番を変えて"love"+"design"だと、ここは3位で、らぶさんとこが2位でした。 結局、こういうことなんですよね。 ろくに他の人に向けた情報発信もせずに、ただ小手先のSEOにだけ躍起になって人にも、ちょっと眼を覚ましてほしいところです。 それにしても、地道にブログを書くのもいいもんですね。 そして、ブログ名ってあらためて大事だなって感じました。 関連エントリー SEOをマーケティングの一部だと考えるのなんてもうやめたらいいのにSEOスパム  

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SEOをマーケティングの一部だと考えるのなんてもうやめたらいいのに

これはもう前々から思っていることではありますが、もう一度、書いておくことにします。 いまだにWebマーケティングだとかいうと、SEOを思い浮かべる人がいます。 はっきり言います。 そんなのもうやめなさいって。 SEOはWebデザインの一部また、それが何か特別なことだと考えるのも、もうそろそろやめたほうがいいです。 SEOなんて単なるWebデザインの基本にすぎません。 そう。それはデザインであって、Webサイトの設計者が行なうべき仕事です。 まぁ、どんなキーワードが市場で有効かを知りたければ、それは調査担当者にお願いしてもいい。 でも、調査をいくらやったところで、それがサイトに反映されなければ意味はありません。 じゃあ、誰がそれを反映できるかといえば、設計者以外にありません。 それなのに、SEOコンサルタントとかを頼っているからわけわからなくなるわけです。 繰り返しますが、SEOなんて単なる情報デザインのほんの一部でしかないんです。 SEOはユーザビリティの一部SEOがマーケティングだと思うのは本当にどうにかならないものかと思います。 ヤコブ・ニールセンの最新著『新ウェブ・ユーザビリティ』では2章がまるまる「検索エンジンでのヒット率向上策」に割かれています。 僕も前からあちこちに書いてますが、SEOなんてユーザビリティに過ぎません。 ユーザビリティがマーケティングと無関係かといえばそうではないので、その限りにおいてはSEOだってマーケティングとは無関…

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