盆栽のつくりかた ~山もみじ編~

また、盆栽用の苗を1つ買ってきてしまいました。 今回の苗は山もみじ。 春には梅の楽しみがあるので、秋にも楽しみがあるといいなと思って、山もみじを購入。 購入したのは、盆栽関連のものを手に入れるときには、必ず寄らせてもらっている、自由が丘の品品というお店。 品品:http://www.sinajina.com/ 店先にはこんな感じにいろんな苗や鉢が並んでいます。みていて飽きません。 鉢と苔もいっしょに買ってきましたので、僕が盆栽をつくってるプロセスをちょっと写真で紹介してみたいと思います。

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盆栽の手入れ

以前「梅の花」というエントリーで紹介した梅の盆栽。 その後、新たにピンク色の梅の木も仲間入りして、そちらとともども花が終わって来年に備えて剪定もしたら、ちょっと見た目にさびしくなりました。 なので、昨日、苔を買ってきて張ってみました。 小さな山みたいになっていい感じ。 これがまだピンクの花が咲いていた頃。 そして、苔を張ったあとがこちら。 ピンク色のほうは買ってきたときはただの苗で鉢がしょぼかったので、植え替えをしたり、盆栽ってなにかと手入れは必要なんですよね。 盆栽なんてはじめてなので、鉢植えの仕方も、今回の苔を張る作業も、自由が丘で品品-sinajina-という景色盆栽のお店をやっている小林健二さんの『BONSAI×Life―小さな盆栽でつくる四季折々の景色』の本を見てやりました。 鉢も植え替え用の土、剪定用の鋏もそのお店で買いました。 盆栽ってやってみると、結構おもしろいです。 関連エントリー 手入れの思想梅の花

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ハイジ:変化を望むなら他人を変えるのではなく自分を変えよ

今日は恵比寿で、映画「ハイジ」を観てきました。 ハイジ公式サイト:http://www.heidi-movie.jp/ 行く前はあまりに有名すぎるアニメの印象が強すぎて、実写の世界にうまく入り込めないかなという心配もありましたが、しばらく観ているうちにそんな心配はいっさいなくなりました。 「口笛はなぜ遠くまで聞こえるの~」というタイトル曲こそ聴こえてこないもの、お馴染みのアルムおんじ、ペーター、クララが登場するストーリーは、アニメとはまた違ったものの親しみが感じられるものでした。 ハイジはかわいかったし、フランクフルトのクララの家でハイジがおんじの住むアルプスの山を恋しがって夢遊病になってしまうシーンなどは涙も出てしまいました。 何より一番印象深かったシーンは、フランクフルトから戻ったハイジを再び家に迎えることをおんじが拒絶し、ペーターがそれを非難する場面。 その時、ハイジがおんじを責めるペーターを遮って口にする「おじいさんを傷つけたのは私だから」という台詞にはちょっと考えさせられるものがありました。なおも「でも、ハイジは無理やり連れて行かれたんじゃないか」というペーターに、ハイジは「でも、逃げることもできたし、実際に何回も逃げたのよ。夢の中でだけど・・・」といい、あくまで自分に非があると主張し、おんじを責めようとしません。 素直にこれってすごいなって思いました。 周囲の問題を決して他人のせいにすることなく、むしろ自分の非をあらためようとする。おんじに…

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プライスコレクション 若冲と江戸絵画展

昨日の話になりますが、東京国立博物館で行われている「プライスコレクション 若冲と江戸絵画展」に行ってきました。 前から一度、伊藤若冲の「鳥獣花木図屏風」の実物を見たいと思っていたのですが、実際に見てみて感動しました。 やっぱり印刷物で見るのとは大違い。別にリアルに描いているわけではないのに、なんか動物や鳥たちが生き生きしている感じがするのは不思議でした。 「鳥獣花木図屏風」もそうですが、「紫陽花双鶏図」などの他の若冲の絵も、一緒に展示されていた他の画家とは一線を画す独特の絵画観=自然観は圧巻でした。 鶏や鶴などが群れとなり、折り重なり、さらに梅や紫陽花などの植物とも折り重なり、一体化する様は、個体としてのそれぞれの生物を描いているというよりは、そこにある細胞や遺伝子など、もっと小さな生命システムを描こうとしているのではないかと感じられたのは、最近、その手の本ばかり読んでるからでしょうか? それでも他の画家達の絵が各派ごとに磨かれた技術をベースに個別の生き物や植物を絵にしようとしているように見えるのに対して、若冲の絵だけはそうではなく、なんとか生命そのものを描写しようという努力が見え隠れして、ダーウィンとダヴィンチを足して2で割ったような感じだなんて思いました。 「プライスコレクション 若冲と江戸絵画展」は8月27日(日)まで東京国立博物館で開催されたあと、 2006/9/23~11/5 京都国立近代美術館 2007/1/1~2/25 九州国立博物館 2007/4/…

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ア・ラザラス・タクソン/トータス

楽曲/アルバムタイトル: ア・ラザラス・タクソン アーティスト: トータス コメント: 結成15周年を迎えたトータスのレアトラックを集めたボックス・セット。 今日たまたま見つけて買っちゃいました。 シングル収録曲、コンピレーション提供曲、リミックスバージョンなどのアルバム未収録のレア音源を多数収録したCD3枚+DVD1枚による、15周年にふさわしいアーカイヴ的作品。 2枚目、3枚目のアルバムを聴いてた頃、トータスのメンバーが他のバンド、ユニットでも活躍し、音楽的な柔軟性をこれでもかというくらい見せていたのを見ながら(聴きながら?)、ビジネスにおいてもこういう個々人のスキルの組み合わせによって柔軟な組織が実現できたらすごいななんて考えたりしてたのを思い出しました。 まだ1枚目の半分くらいしか聴いてませんが、アルバム未収録の曲だということもあり、収録自体は古くてもとっても新鮮。 あらためてトータスの多様な音楽性に触れられそうです。 ちなみにアルバム・タイトルのア・ラザラス・タクソン(A Lazarus Taxon)とは、「一度ないしそれ以上の回数に渡って化石記録から消滅していたが、その後再び存在が確認された動物種」を意味する古生物用語なのだそうです。このあたりも僕のセンスにぴったりです。 評価: 評価者: gitanez 評価日付: 2006-08-10 画像(URL): メディア: CD/DVD …

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Sound and Vision/The Sea and Cake

The Sea and Cakeにとってはめずらしいカバー曲。 アルバム"One Bedroom"に収められた1曲は、Aluminum Groupのフランク&ジョン・ネイヴィン兄弟を迎えてのDavid Bowieのカバー。 "One Bedroom"を買った時から好きだった曲ですが、今日聴いて、あらためて好きな曲だなと思いました。 元々ソロをとれるサム・プレコップとアーサー・プレウィットにプラスして、フランク&ジョン・ネイヴィン兄弟が絡む男性4人のハーモニーは、Bowieのそれとはまた違った色気を醸し出していて素敵です。 夜に聴くと特にいいんです。 昨日、ようやく使い始めたmixiミュージックで遊んでいた際の再発見でした。   

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イル・ビゾンテ

イル・ビゾンテは、イタリア・フィレンツェのフィリッポ叔父さんが手がける革製品専門ブランド。 銀座と代官山にショップがあって、僕は財布と名刺入れを持っている。 なんといっても、その魅力は使えば使うほど、味の出る革そのもの。僕の財布もいい感じに味が出ている。 昨日、銀座のショップに手袋がないか探しにいったが、残念ながら扱っていなかった。 でも、代わりにいい感じのショルダーバッグを発見。今度買おう。 イル・ビゾンテ:http://www.ilbisonte.jp/

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永遠にわかりあえない人と人

僕の赤は君の赤とは違う。人と人は永遠にわかりあえない。 わかりあう術がないのではなく、人それぞれが事物から感じるクオリアが異なるから、わかりあうということがそもそも空想の産物でしかないわけだ。 つまり、それは何ら悲しむべき事柄でもなければ、人の欠格でもない。わかるということが本来的に私的な意識に基づく私的な体験であり、そこに交換可能性を想像することの方が間違っているのだ。 とはいえ、わかりあいたいというのが人の心情だ。その際、本当にわかりあえたかどうかは問題ではない。

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GITANEZ

僕は煙草を吸う。 好きな煙草の銘柄はGITANEZだ。 あの独特な味と香り、そして、あのユニークなパッケージ・デザイン、すべてがラブマークだ。 このブログのサブドメインには、ご覧の通り、GITANEZを使っている。 どこでも売ってるわけではないのが難点だが、でも、好きなものは好き。僕には唯一無二のラブマークだ。

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マインドマップ FreeMind

僕は普段、頭の中の整理をする際はマインドマップ・ツールのFreeMindを使っている。 企画書の構成などをまとめるのに便利。 もちろん、マインドマップだけでは他人に見せる企画書にならないので、あくまで企画書に必要な構成要素を整理するのが目的。 作ったマインドマップは企画書の目次となる。 マインドマップは手書きでも書けるが、FreeMindのようなツールを使うと後でノードの組み変えができるので便利。

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僕のラブマークその2:おーいお茶(伊藤園)

ラブマークその2は、伊藤園のおーいお茶。 またしても飲み物ネタだ。 僕はお酒を飲まない。 なので、よけいにコーヒーやお茶を飲む機会が多い(のだろう)。 おーいお茶は、香りや味が他のペットボトルのお茶に比べて、 本物っぽいところが好み。 数量限定で出るもの(今だと「京都宇治茶」)もいいけど、 やっぱりシンプルなオロジナルが好き。 一時は「濃い味」にはまってたけど、あれは夏向きな感じがするので、 いまは断然オリジナルです。

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僕のラブマークその1:TULLY'S アメリカーノ

「ラブマークの誕生」の記事でご紹介した、ケビン・ロバーツの同名の著書に従い、これから気が向いた時に、僕自身のラブマークについて書いてみたいと思う。 栄えある第1回目のエントリーは、「TULLY'Sのアメリカーノ」。 僕が働いている会社の1回にはTULLY'Sが入っていて、 仕事のある日はほぼ毎日TALLサイズのアメリカーノを飲んでいる。 普通のコーヒーではダメで、いつもアメリカーノだ。 TULLY'Sのアメリカーノの特長を1つ挙げると、 非常に熱いことだ。 本当に熱くて、すぐには飲めない。 ビルの1階からオフィスのある階までエレベータに乗っている間、 手に持っているのも熱い。 でも、この熱さがクセになる。 また、TULLY'Sのアメリカーノがラブマークなのは、 冷めてもそこそこ美味しく飲める点だ。 普通のコーヒーだと苦くて飲めない。 その点、エスプレッソをお湯で割っているせいか、 冷めてもそういうイヤな苦さがない。 仕事をしながら飲む点でそこはポイントだろう。 きっとこれからも飲み続けるに違いない。

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