2009-08-08:もやい工藝「涼夏の会」

今日は、鎌倉・もやい工藝に行ってきました。鎌倉も暑かった。 最近、ネットショップのシルタでばかり買っているので、たまにはお店のほうにも行きたいなと思っていたのですが、今日はちょうど時間が空いていたので出かけてみることに。 お店に行ったのは、3月末の沖縄やちむん展以来なので久しぶり(「鎌倉・もやい工藝でやってる沖縄やちむん展に行ってきた」参照)。 今回も、手仕事フォーラムのブログで「涼夏の会」という展示会をやっているとも書いてあったので、それもお目当てでした。 涼夏の会:http://moyaikogei.jp/itanoma/2009_0724/index.html

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2009-08-02:『字統』と『字訓』

とうとう念願のこれらを手に入れました。 そう。白川静さんの字書三部作のうちの『新訂 字統』と『新訂 字訓』を(ちなみにもう1冊は『字通』ですが、こちらは普及版がなく¥23,000もするので今回は断念)。 白川静さんの本はこれまで書評を書いたものだけでも、 詩経―中国の古代歌謡/白川静初期万葉論/白川静漢字―生い立ちとその背景/白川静漢字百話/白川静呪の思想―神と人との間/白川静、梅原猛 などを読んできました。 読んでいて、ずっと『字統』と『字訓』に関してはほしいなと思い、Amazonのショッピングカートに半年近くはいっていたのですが、今回ようやく購入したわけです。

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2009-07-27:ふじ屋の手ぬぐい

今日まで、とあるプロジェクトをお手伝いさせていただいていた方々から、こんな素敵な手ぬぐいをいただきました。 白いのはほおずきの柄、黒いのはわかりにくいですがクジラの目を描いたものです。 いただいたのは、浅草にあるふじ屋さんというお店のもののようです。 浅草・ふじ屋 http://ryoma.cantown.jp/cgi-bin/WebObjects/Cantown.woa/wa/shop?id=98 いつもは、かまわぬのものを使っていますが、普段と違う柄の雰囲気で気に入りました。特に黒いクジラのほうは使いこんでいくうちに、どんな風に色落ちしていくのかも楽しみ。よいチョイスです。どっちが選んでくれたんだろ? ありがとうございます。 (あれ?でも、なんで僕の手ぬぐい好きを知ってたの?)

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2009-07-26:藍染めをする

昨日、今日の二日間は、藍をつかった型染め体験をしてきました。 先週末以来(「2009-7-19:型絵染の団扇」、「2009-7-20:「型絵染の骨格 芹沢�_介の型紙」展」)、型染めに染まっているわけです。実際はずっと前から予約していたわけですし、自分でも家で藍染めのテーブルセンターなどを使っていて、ずっと関心をもっていたわけですけど。 体験させてもらった場所は川崎市の生田緑地内にある伝統工芸館。 昨日、日本民家園に行ったのも、実はそのついでだったんです。 最初に藍染めの工程を紹介するビデオを見せてもらい、そのあと、実際の型染めの作業にはいりました。 型をつくる糊をおく染色する糊をおとして乾かす 大きく分けて、この4つの工程で型染めの作業を行いました。

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2009-07-25:日本民家園とル・クルーゼ

先週、登呂遺跡で弥生時代の民家をみてきたのに続いて、今日は川崎市の生田緑地内にある日本民家園に行ってきました。 えっ、ここが川崎市?と思えるほどの異空間で、遠くまで遠足にきた気分になって面白かったです。 日本民家園が、先週の登呂遺跡と大きく違うところは、そこにある民家がすべて実際に人が住んでいた古民家を方々から移築して残している点。登呂遺跡のような復元ではなく本物。 国指定重要文化財7件国指定重要有形民俗文化財1件県指定重要文化財10件市指定歴史記念物7件 といった堂々のラインナップで、東日本の古民家をはじめ、水車小屋や歌舞伎小屋などの建物が立ち並んでいて圧巻でした。 日本民家園: http://www.city.kawasaki.jp/71/71tama/home/ikutaryokuti/shisetsu/index.htm#MAP01

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2009-7-20:「型絵染の骨格 芹沢銈介の型紙」展

今日は静岡まで遠征して、静岡市立芹沢銈介美術館で行われている「型絵染の骨格 芹沢銈介の型紙」展をみてきました。 「型絵染の骨格 芹沢銈介の型紙」展 会場:静岡市立芹沢銈介美術館 会期:2009年6月6日(土)~8月30日(日) HP:http://www.seribi.jp/sub5.html

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2009-7-19:型絵染の団扇

昨日、備後屋でざるかぶり犬を買った話は「2009-07-18:ざるかぶり犬とエジプトのミイラ」というエントリーに書きました。 でも、実はもうひとつ買ったものがある。それがこの型絵染の団扇。 どうですか? 涼しげでよいでしょう。 型絵染というのは、染色作家であった芹沢銈介さんがはじめた技法で、通常布を用いる型染めの代わりに紙を型紙で染めたものを指します。ちなみに右の写真にみえている藍の座布団が通常の型染めですね。 他にもいろんな絵柄のものがありましたが、この朝顔などが描かれたものに惹かれました。この絵柄は残り1つだけだったので買えてラッキーでした。 クーラーの利いた部屋で熱いお茶を飲みながらすごすのも快適なものですが、たまにはクーラーを消して団扇で涼んでみたほうが夏らしくてよいなと思っています。 あと欲しいのは風鈴ですね。これも探していますが、なかなかコレといったものに出会えずにいます。引き続き捜査中。実は簾もほしかったり。

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2009-07-18:ざるかぶり犬とエジプトのミイラ

先に「FOLK TOYS NIPPON―にっぽんの郷土玩具」でもすこし紹介しましたが、ざるかぶり犬を手に入れるために、大江戸線・若松河田駅の近くにある民藝品屋・備後屋に行ってきました。 そして、めでたくゲット。うん。かわいい。

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2009-07-12:オブザベーション@青山通り

「動きのなかで」なんてエントリーを書いたので、今日はオブザベーション気分でした。 ジェーン・フルトン・スーリの『考えなしの行動?』の真似をして、青山通りから表参道を歩きながら気になるものを写真に撮ってきました。 好奇心を研ぎ澄まして観察すれば、ごく平凡な出来事がデザインの好機と結果についていかに閃きの発想をもたらすのか、ということがしだいに明らかになるだろう。 ジェーン・フルトン・スーリ「考えなしの行動の組み立て」『考えなしの行動?』 好奇心を研ぎ澄まして観察した結果は以下。

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2009-07-11:東京国際ブックフェア

今日は、東京ビッグサイトで行われている東京国際ブックフェアに行ってきました。 第16回 東京国際ブックフェア http://www.bookfair.jp/ 7月9日~12日 東京国際ブックフェアに訪れたのは2年ぶりですが、今回も大変な混雑ぶりでした。

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2009-06-28:武相荘再訪

今年の1月に訪れた旧白洲邸「武相荘」。 また今日、ちょうど半年ぶりにくらいに訪れてみました。 武相荘って何?という方は、前回訪問時のエントリー「旧白洲邸 武相荘」に詳しいので、そちらを参照ください。

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2009-06-27:山ぶどうの手提げ篭

今日も暑かった。 そんな暑い中、僕は先日手に入れたばかりの山ぶどうの手提げ篭をもって丸の内に出かけました。 思いっきり昔ながらの手仕事の民藝品ですが、丸の内でもしっくりきてます。 これは、山形県の月山で作られた、山ぶどうの蔓の皮を編んだ手提げ篭です。 篭の素材には30年くらいかけて育った、太く、かつ、真っ直ぐな山ぶどうの蔓を用いるそうです。そうした蔓が育ちやすい環境は、川沿いのブナの原生林で陽の当たらない場所だといいます。

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2009-06-20:民藝の器にもる3

しばらく料理+民藝の皿の紹介をさぼっていたので、ひさしぶりにまとめてどどっと。 まず最初は今日の夕飯に、高山なおみさんの『今日のおかず』をみながら作った「塩豚とパプリカの鍋蒸し煮+ターメリックライス」。 皿は、沖縄・北窯のもの。ちょっと失敗したなと思ったのは、料理自体が赤、黄色、緑と色がそろっているので、皿の青はよけいだったかな、と。

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2009-06-14:リサ・ラーソンのライオンと京かのこ

6月14日は誕生日でした。 誕生日プレゼントに前から欲しかったリサ・ラーソンのライオンをもらいました。 誕生日なので、花(京かのこ)を飾ってみました。先日買った小鹿田焼の花瓶(黒木力さんの櫛描トビカンナ鶴首一輪挿)に。   上の2つの写真は、西洋と東洋の陶器作品の競演ですね。

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2009-05-03:花尽くしと情報技術

今日は、向島百花園に行ってきました。 百花園。「百」といえば「尽くし」です。 「百」の世界は「尽くし」と呼ばれる。蝶を尽くす。数え尽くし、描き尽くす。ここには「集団」という概念がない。一匹一匹が異なっている。尽くしの方法とは、すべての「種」を集め尽くすことであり、ヒエラルキーはない。 田中優子『江戸百夢―近世図像学の楽しみ』 「集団」という概念がなくヒエラルキーのない百=尽くしの世界。 それはまた現在の接続詞のある世界とは異なる接続詩のない世界でした。ことばとことばのあいだ、物と物のあいだの関係を、理由、原因、結果、所有、逆説、累加などで固定してしまうことのない世界で、そこでは人びとによる遊びのある解釈の余地が残されていたわけです。 接続関係のはっきりした言語表現からみると、関係を限定しない関係の表現ーたとえば列挙表現-は機械の遊びと同じような意味での「意味の遊び」が大きく、極めて不安定にみえる。伝達効率も悪い。にもかかわらず、「取り合わせ」や「間」や「連なり」が意味を形成していくという、論理関係とは異質な意味生成の可能性が、ここにはあった。 田中優子『江戸の想像力―18世紀のメディアと表徴』 固定された意味を読むのではなく、取り合わせや間や連なりが生成する意味を受け取る側が自由な解釈で感じとる。まさに向島百花園のたくさんの花々の重なり合いもそんな百の世界を感じさせるものでした。 そういう余地の残った表現―解釈がいま必要ですよね。その先にこそ、本当の情報技術と…

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2009-04-30:知るということは危険をともなうこと(だから、おもしろい)

昨日の「今日のびっくりどっきりメカ発進!」でのびっくりどっきりもあって、今日はなんとなく気分が冴えませんでした。 世の中の人って、いまや予測ができないこと、計算できないことを、あんな風に厭い、恐れるものなんでしょうか。何かを知るということのリスクを極力減らそうとし、自分だけは安全で楽なところから物事を操作しようとするのでしょうか。 はっきりいって、それなら学習や勉強をする必要なんてないと思います。 「多読術/松岡正剛」というエントリーで、松岡正剛さんが〈読書はそもそもリスクを伴うものなんです。それが読書です。ですから、本を読めばその本が自分を応援してくれると思いすぎないことです。背信もする。裏切りもする。負担を負わせもする。それが読書です〉と言っているのを紹介しました。リスクを負って自分が予測も計算もできない方向に変わってしまうことを受け入れることが、知識を得るということだと思います。 前にも書いたとおり、「わかる」ということは「かわる」ことにほかなりません。それが嫌なら思考を停止させて、勉強などせずに一心不乱に目の前の労働に打ち込めばよいのです。 買い物に出かけても、近くの喫茶店で読書をしていても、頭のなかではそんなことばかりが思い浮かんだ一日でした。

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2009-04-29:布地にこだわる

今日から僕もGW突入です。 8連休のスタートは晴れ。 天気がよかったので手ぬぐいを洗って干す。 手ぬぐいは使っているうちにやわらかくなる僕は普段、ハンカチ代わりに日本手ぬぐいを使っています。 昔ながらの製法でつくられた日本手ぬぐいは買ってすぐのころは固くて水分の吸収も悪いんです。それが使っていくうちに本当にやわらかく心地よい肌触りに変わってきます。 自然の染料を使っている関係で洗うと色落ちすることもあり、手洗いしますが、そうやって水を通してあげることで生地がやわらかくなっていくのが手洗いしているとわかります。それがわかると最初はめんどうに感じていた手洗いも楽しくなりました。 いまは洗濯の際に柔軟剤を使ったり、もともとやわらかい手触りのものが求められたりする傾向があるように感じますが、本来、丁寧につくられた生地というのは実は使っていくうちにやわらかく肌に馴染むようになっていくものだろうと考えるようになりました。 使っている手ぬぐいは、かまわぬのものが多いです。 かまわぬ:http://www.kamawanu.co.jp/

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2009-04-25:絵を読む、言葉を鑑賞する

雨の土曜日。新宿で人と会う。 2時に会って、お茶をしたり、餃子を食べたりしながらずっと話していた。 こんなに長い時間、ずっと人と話をしたのは何年ぶりだろう。 行動と意識のギャップたとえば、自分の考えてること、思っていることと、自分のやってることのギャップに気づかない人がいるねという話をした。 自分の思考と行動のギャップに気がつかないのだから、他人と自分の認識や生きる世界が違うということもイメージできていない。 自分の世界にとじこもったきり。 しかも、その世界には自分がまわりの環境に対して行っていることの環境側からのフィードバックの要素すらはいっていない。 完全にひきこもり。物が見えていない人がいるね、という話をした。 そこまで極端な人は数は少ないけど、視野が狭いという人は結構いる。 自分の専門分野にしか興味をもたず、外の人と協働作業ができなかったり、 知っている手法だけに凝り固まって応用したりできないし、知っている手法同士をつなげて使うこともできない。 そんなことを話していて、ひとりエスノグラフィという発想が浮かんだ。 特定の活動をしている自分をビデオで撮影する。バットで素振りをしているところでも、PCでインターネットを閲覧しているところでもいい。 それをあとで見返すことで、自分が意識せずに行っている行動、クセなどが発見できる。スイングのときに右肘が下がっているなとか、広告は見ていないようで意外と見ているなとか。 そうすることで客観的に自分を知る。 …

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