思考のフレームワーク
たぶん、人間の脳がパターン認識をベースにしているからなんでしょうね。思考にもフレームワークがある状態とそうでない状態では、物事を理解したり、うまく整理するのにも、まったく効率が違うし、下手すれば、フレームワークがなければ理解もできないし、そもそも存在を感じることもできないってことがあると思います。
進化の過程において、脳がパターン認識により、物事を感じ、理解するような器官として発達してきていることの意味をもうすこしちゃんと考えないとダメですよね。
思考のフレームワークってでは、思考のフレームワークってどんなものなのでしょうか?
例えば、ビジネスだとかマーケティングの分野にもいろんな思考のフレームワークがあります。以下のようなものは全部、フレームワークと呼べるでしょう。
SWOT分析AIDMA(AISAS)マーケティングの4P5 forcesバリューチェーンSIPOC品質機能展開(QFD)プロダクトコーン製品ライフサイクルPDCADMAICPMBOK5M+1E
などなど。
こういうフレームワークが頭の中に入っているかどうかで、結構、目の前で起きている問題や現状の課題を認識し、それをどう改善すればよいかを考える場合でも、まったく効率が違います。
とにかくフレームワークがあると、その枠組みにあてはめて目の前の事実の整理ができ、枠組みを埋めるために、どこの部分のインプットが不足しているのかもわかるので、具体的な取り組みなどもすぐに明確になるわけです。