というのも、自分たちのサービス基準として何より「価値創造的であること」を重視したいと思うから。

以前にもチームワークやコラボレーションについては、こんなエントリーを書いてますが、このあたりをいかに創造性の向上につなげていけるかというのが課題だと感じています。
もちろん、個人のスキルアップ、知識の向上は大事だと思いますが、創造力を発揮するには、やはり組織力だと思うんですね。
ただし、それには組織として創造力を発揮するための技法をきちんと身につけなければいけないと思います。
創造力とはもともとそこにあるものではなく、鍛えて手にするものだから。
ブレインストーミング
組織における創造力を高める技法の1つはブレインストーミングを行うスキルを身につけることだと思います。前に「ブレインストーミングの7つの秘訣」なんてエントリーも書きましたが、間違ったブレストだといくらやっても時間の無駄です。
今日も会社で1時間ほどブレストして、その結果をKJ法でまとめる作業をしてみました。

ブレストがいいのは、ほかの人のアイデアが自分の頭を刺激して、次から次へとアイデアが出せる場が共有できること。
だからこそ、ブレストのルールには「批判をしない」というのがありますが、今日やってみてちょっと失敗したなと思ったのは、アイデアのなかに時折課題が混じってしまっていたこと。課題が混じってしまうとどうしても議論をはじめたくなるし、次のアイデアに火がつかなくなったりします。
「議論をしない」というのもブレストのルールです。アイデアの質より量で勝負するのがブレストですから。
こうしたブレストのスキルも身につけて、斬新で大胆なアイデアが次々に出てくる創造的なチームをつくれればと思います。
ワークショップ
もう1つ組織の創造性を高める手法だろうと思っているのがワークショップです。これは実践的な作業をチーム内で協力して行ってみることで、新たな知識を身体をつかって覚えることができる手法だと思っています。体験して覚えること、そして、ほかの参加者と協力しながら課題を解決していく経験をすることで、チーム内に阿吽の呼吸みたいなものができてくるのではないかと思います。
また、ブレストにしても、ワークショップにしても、協力してやることには意見の対立より、互いに相手の意見をブラッシュアップしながらより大きな枠で問題をとらえ解決する方向に向きやすいということもあります。
創造性を高めるには、この大きな枠でとらえることが大事で、意見の細かな相違を互いに妥協して小さな枠で物事をとらえてしまっては、当然、創造性の生まれる可能性も小さくなってしまうからです。
ワークショップの技法については、もうちょっと学ばないとなと思い、さっそく今日はこの本を買って帰ってきました。
この記事へのコメント
zuka
わたしのブログでも技法のひとつとして、
「新聞の読み合わせ」をとりあげてみたのでよろしければご覧ください。