「極言すれば、」という前提条件つきで、茂木さんはこんなこと書いてます。
「匿名で書かれた意見は、無視して
かまわない」
極言すれば、そんな情報倫理を日本人も
少し持ったらどうかと思う。
茂木さんは倫理と書いてますが、この倫理の意味はきちんと経済的な観点(シェア)も含めて捉えるべきだと思ってます。
この引用はエントリーの最後の部分だけだから、最初から読んだほうは意味は通じますよ。
で、関連するエントリーとして、こんなのも。
これからブログを開設しようという人に対しては、私はむしろ最初から実名で始めることを勧めます。それは主に二つの理由からです。
ここで書かれている2つの理由にはおおむね賛成。特に1つ目にはおおむね賛成します。おおむね。
じつのところ、ネットで匿名を選択するか、実名を選択するかは個人個人が選択すればよいことだと思っています。現実世界でだってあだ名でまかりとおることはありますし、厳密に名前そのものの問題じゃなく、個人の特定がどこまで可能かって話ですし。
ネット上でどうふるまおうが、結局、社会生活をおくる上では誰にでも実名はついてまわるのだし。その実名をどう使うかを考えないといけない。そっちのほうが問題かなと。
僕自身が上の2つのエントリーで興味を示したワードは、だから「匿名」ではなくて、「無視」「評価」「メリット」といったワードです。
これについてはあとであらためて書きます。
時間がないので、とりあえずはそれだけ。
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