最初のこの質問の答えがNOなら、それでおしまい。
でも、YESならそこから意志を具現化するデザイン=実践作業がはじまるということを忘れてはならない。YESといった瞬間、ミッションをクリアする責任を引き受けるのだから、自分達だけでなくすべての利害関係者に対する責任をその時点で課されるのだという自覚が必要です。
認知~理解~意志
「やる意志があるのか?ないのか?」の質問にYESと答えるためには、まずミッションの認知~理解が必要です。ミッションの認知がなければ理解は生まれないし、理解がなければ意志をもつこともできないからです。意志を形にするデザイン
デザインとは意志を形にするものです。どうやって形にしていくべきか。どういう形にすべきか。
それにはいつ、誰が、何を、どこで、どうやって行うかをデザインする必要がある。
マクロのデザインから徐々にミクロなデザインに落とし込んでいく。
ミッション遂行のための個別のタスクなどは、最終的に設計すればいいもので、まず最初に行うべきはミッション達成のための意志を具現化したグランドデザインを描くことです。
そこから最終のタスク・デザインそしてその実行まで完遂する意志がないのなら、最初の質問でNOをいうことが必要だと思います。
NOという判断さえしてくれれば、他の人がYESという機会が増えるのですから。
意志はありますか?ないのですか?
この記事へのコメント
ちょっと思いついたので
上記二つと、本エントリをあわせて考えた場合、筆者の問いかけられている相手はマグレガーのX理論的人間観に陥っているのではないかと感じました。そうであればマズローのいう低次の欲求が満たされていない可能性があるのではないかと考えられます。そのような状況下においては、「やる意志があるのか?ないのか?」の問いに応えることも難しいのではないでしょうか。
と、組織行動論の資料を作成しているときに、このエントリを思い出したので書いてみました。自分も完全に理解してる訳ではないため明後日の方向を向いてる可能性が高いので、その場合はスルーしてください。(また各理論は検索ですぐ出てくるので、冗長にならないようあえて省きました)
tanahashi
ちょっと僕もその方向で考えてみることにします。
参考になりました。