打ち合わせのときなどはもちろん、電車でひとりでボーっとしてるときなんかも何か思いついたら携帯でメールを書いて自分宛に送ったりしています。
図にする
あとは会社にいるときもコピー紙の裏紙なんかを手元にいつもおいてあって、それに考えたことをメモしてる。メモというか、図を描いたりしながら頭を整理しているのかな。図にするとわかるとかいう本がたくさん出てますけど、ようはそれですね。文字情報だけじゃなくて、丸とか四角とか矢印とか使うと、ただのテキストがオブジェクト化する。ちゃんと考える対象のように感じられてくる。
そうしたオブジェクト間の関係性を矢印なんかを使って明記すれば、世界観も明確になってきます。
ノートとかを使わず、裏紙に書いてるのは、どうせ書き終わったら捨てちゃうから。
その意味ではメモとはいえないのかもしれません。
書き残すのではなく書いて覚える
僕の場合、書くこと自体が重要であって、書き残すことはさほど重要ではありません。書くという行為自体をすることで、頭の中に記憶として残しているのかも。一回書くと頭の中で考えただけよりも、視覚としての記憶も加わるし、書いたという行為の記憶も残る。だから、書くというのが1つ。それから、やっぱり視覚的に表現することで、頭の中が整理しやすい。
これは当然携帯のメールとかだとテキストだけになるので効果はいまひとつなんですけど。やっぱり白い紙に手書きでささっと書くのがいい。
僕はボールペンとか使わず、マジックペンで書いてます。ボールペンだとなんか繊細すぎる気がしてダメなんですよね。
書くこと自体が考えること
僕にとっては、書くこと自体が考えることみたいなものになっています。その意味ではブログも同じなんですけど、とにかく頭の中だけで考えるより、文章や図にしてみたほうが考えること自体がラクになる。きっと見えてるからなんでしょうね。
頭の中だけだとすこし前に考えたこと忘れちゃうけど、紙に書いてあれば持続力がある。見れば、すこし前まで考えたことといま考えていたことがつながる。
会議なんかでもなにも資料もなく話してると話題がそれるといったことも、ホワイトボードに書きながら話すと話題がブレにくいのといっしょ。ひとりでも集中して考えてるときほど、実は考えてることがブレやすいんだと思います。それを実際に書いてみることで防ぐことができるわけです。
いわゆる短期記憶ってやつの寿命をすこし延ばしてくれてるんでしょうね、紙は。まぁ、どっちにしても捨てられちゃうから短期記憶のままなんですけど。
「普段から効率よく答えを見つけられるようになる方法」で書いたようなことも、実際には僕はこんな風にメモをとったりブログを書いたりしながらやってるわけです。
紙やデジタル情報として外部化することで、より問題が対象化される。それに書くという行為自体が脳の働きを活性化してくれてるんじゃないかと思っています。
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