特務咆哮艦ユミハリ/富沢ひとし

富沢ひとしさんの『特務咆哮艦ユミハリ』を1巻~3巻まで読みました。

富沢ひとしさんといえば、昔『エイリアン9』が好きだったんですが、ひさしぶりに読んでみました。

昨日「今ある世界と別の世界を想像してみるスキル」というエントリーで、目の前にあるのとは別の世界を想像するスキルが大事と書きましたが、このマンガはまさにその内容のとおり。異なる時代の世界が混在してて、異なる世界を想像するというよりも、もう目の前に異なる世界が存在しちゃって、おたがい戦争してるって話。

このストーリーの中では、異国の人が目の前にいるのではなく、異刻の人が目の前にいる。

ほう では 君らは本当の兄弟ではないのか
だって そうであろう
そなたの時間の兄は本当は死んでて
そなたの時間の妹は未だ阿蘇で生きているのだろ?
富沢ひとし『特務咆哮艦ユミハリ』3巻

異なる時間を生きる兄妹がお互いに顔を合わせて会話をする。
そして、国同士が領土を賭けて争うように、ここでは時間の占有権を賭けて時間同士が争っている。普通の戦争で勝者が敗者の領土を自分のものにするように、ここでは勝者が敗者の時間を奪う。ある未来の事件で混在した複数の時間は、争いによって再び1つに統合されることが目指される。

4巻以降の展開が楽しみです。

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