相互インタビューからアイデア発想のためのスケッチ〜プロトタイピングへ
このワークショップでは、2人1組になっての相互インタビューから、課題解決のためのアイデアスケッチを経て、グループワークで行なうプロトタイピングまでの作業を通じて、デザイン思考の発想法を体験していただきました。
▲相互インタビューの様子

▲アイデアスケッチを互いに見せ合う様子

▲グループワークでプロトタイプを作成する様子
同様のワークショップは12月1日(土)にも開催します。
→ 第2回プロトタイピング・ワークショップ ~つくることで発想を転換する~
人生における最大の失敗である「想像力をはたらかせないこと」を避ける方法
スタンフォード大学のd.schoolでイノベーションの講座を担当するティナ・シーリグは『未来を発明するためにいまできること』
デザイン思考におけるプロトタイピングは、まさにまだ存在しない未来の形を想像することで未来をデザインする方法です。
単にモノの形をつくることがプロトタイプではなく、
- 言葉によるアイデアの表現
- 商品やサービスの利用体験を物語化したシナリオ
- 利用体験を描いたアイデアスケッチ
- ダンボールやクラフト紙などで作ったラフなプロトタイプ
- 3Dプリンターで成形したようなより精巧なプロトタイプ
- ボディーストーミングやスキットによる行為や体験のシミュレーション
といったことのすべてが見えない未来を形にすることで、より良い未来を探っていくプロトタイピングの方法です。
上のワークショップでは、2時間という短い時間で40人の参加者がいっせいにワークをしたことで、私も1つ1つのグループにアドバイスしきれなかった面もありますが、同様の内容で12月1日(土)に行なう以下のワークショップでは時間も3時間に延長し、人数も半分以下に絞ったゆったりと余裕をもった形で実施させていただきます。
→ 第2回プロトタイピング・ワークショップ ~つくることで発想を転換する~
既存の社会システムが機能不全を起こしているなか、いまこれからの新しい環境にあった社会システムを作り出していくことが強く求められる状況で、「みんなで作りながら考える」ことや「作ったものに触れて考える」ことを可能にするプロトタイピングのスキルは様々な場面で求められるようになってきているように感じます。
興味のある方は、ぜひご参加いただき、プロトタイピングを使った発想法を体験していただければと思います。