準備が大切ですね

今日はちょっと一段落したので、感じたことをメモ。

準備が大切

これまでになくハイレベルな要求に、しかも、タイトなスケジュール、さらには想定したリソースが使えず、結局、すべて自分でやるハメになって、このブログもストップしたわけですが、そこであらためて感じたのは、普段なんでもない時に地道に身に着けていた知識ってこういうピンチの時にこそ役に立つんだなってことでした(そのおかげで当初ビビっていたよりは余裕ができて、こうやってブログが書けてたりもするわけです)。
いつ使うかわからないからといって、自分に関係ないやなんて思わず、勉強しといてよかったとつくづく感じました。こういう蓄積がなければ、チャンスをいかすことはできないんでしょうね。そいうのがないと、突然、わいたチャンスに後手を踏むことになり、チャンスを逃し、結局はいつまでも自転車操業を続けさせられるわけです。僕自身、まだ自転車操業に毛が生えたレベルですけど。

共通言語って大切

Webの仕事をしてると、つい新しいWebの用語ばかり並べ立てがちですが、そんなの企業経営、事業経営からみたらほんの一部しかしめないニッチな用語です。その点、シックスシグマだとか、バランススコアカードだとか、ISOのPDCAなんかの用語で話すと、こっちがWebを想定しつつ話しててもちゃんと共通言語を介して話が通じ合います。あとこういう言語で話してると、目的系の話と手法の話がごっちゃにならなくてよいなというメリットもあります。Web2.0とかどうでもいいわけですよ、その場合(どうでもいいというのは、その用語を使わなくてもいいという意味)。

レベルの高い要求に身をおかないと育たないね

今回、自分でそういう立場に立ってみてあらためて感じたのは、結局、人が育つのは、その人が普段やってることよりすこしレベルの高い要求に身をおいたときなんじゃないかってことです。もちろん、前提として「準備が大切」で、何もない時の積み重ねがなければ右往左往しておしまいなんですけど。

というわけで、結論としてはヘンに自分の領域を狭くくくりすぎて、周辺知識を身につけるのを怠ったり、現場だとか経営だとか無意味な二元論を使って安心した気になったり、レベルの高い要求に躊躇したりってバカげてるなってことをあらためて感じたわけです。
自分を信頼してもっと挑戦しないとダメですよ、皆さんも。

と、のんきにブログを書いてる場合じゃないですが。

 

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