従来、文化人類学などの分野で用いられてきた、この手法は、人びとが暮らす現場に出かけて直接人びとの暮らしに触れるかたちで行なう参与観察に特徴があります。
話を聞いて知るのではなく、自分で見たり体験したりする「観察(オブザベーション)」から人びとの暮らしについて、彼ら自身も知らないことまで把握するのです。

デザイン思考においては、このエスノグラフィーでの観察を通じて得た事柄から、その人たちのメンタルモデルを洞察し、その先にあるイノベーションの鍵を見つけていきます。
その意味では、この「観察」はデザイン思考的なアプローチを行なう上で最も重要な意味をもっているといえます。
今回のワークショップでは、「観察」の体験がない方々向けに、なぜ観察が有効なのかを実際に体験していただく内容となっております。
講義も含めて3時間の、それほど長くない時間での実施となりますが、「観察」とは何か?について気づきをもって帰っていただける内容だと思いますので、ぜひご参加ください。
お申し込みはこちらから。
ワークショップ内容
1時間ほどの講義のち、2~3つのグループに分かれて、観察を主体としたワークを行なっていただきます。
13:00 開場~受付開始
13:30 60分 講義+質疑応答
14:30 50分 行動観察①(観察、記述、チームでのまとめ×2)
15:20 50分 行動観察②(観察、記述、チームでのまとめ、アイデア創出)
16:10 20分 まとめ(リフレクション、質疑応答)
16:30 終了
開催日時
2012年7月7日(土)13:30-16:30
※開場~受付開始は13:00より行なっております。
会場
新宿伊藤ビル4F会議室(東京都新宿区新宿5-18-16)
http://success-bm.com/s-i-b/rental/
参加費
5,000円/1名
※当日現金でのお支払いになります。
※基本的には企業単位での参加は受け付けておりませんので、請求書発行は受け付けておりません。
主催
棚橋弘季
講師プロフィール
棚橋弘季
・株式会社コプロシステム 商品計画研究所シニアコンサルタント
・Think Social ブログ、Facebookページ
・著書
『ペルソナ作って、それからどうするの?』(ソフトバンククリエイティブ)、
『ひらめきを計画的に生み出すデザイン思考の仕事術』(日本実業出版社)。
・共著
『マーケティング2.0』(翔泳社)。
お問い合わせ
この件に関するお問い合わせは棚橋(gitanezあっとgmail.com)宛にお願いします。
お申し込みに関しての注意事項
※先着順で締め切りますので、お申し込みはお早めに。
※友人などと参加する場合でも、お申込は参加者1人ずつ行なってください。
※企業単位での受付は行なっておりません。同一企業から5名以上参加の場合、お断りさせていただいております。その場合、ご相談いただければ企業単位で別途開催しますので、棚橋(gitanezあっとgmail.com)宛にメールをください。
お申し込みはこちらから。
それでは、みなさまのご参加お待ちしております。
よろしくお願いいたします。