月に数度しか更新されない企業サイトのユーザビリティって

ISO9241-11によるユーザビリティの定義は、最近、何度か引用してるけど、それが前提としている「特定の利用状況において、特定のユーザによって、ある製品が、指定された目標を達成するために用いられる際の~」という場合、「ある製品が」という部分に関しては、ちょっと厳しいのではないか、と。

企業Webサイトなんて、月に何度も更新されないのだから、そのすべてをチェックした場合ですら、月に数度しか訪問しないわけです。
この数字はたいていの個人ブログ以下なわけで、企業サイトのユーザビリティを云々するくらいなら、個人ブログのユーザビリティについて考えたほうが有益な気がします。
実際、個人ブログには、トラックバックやコメント、RSSなど、ブロガー同士で交流するには、便利な機能がたくさんあるわけです。それ以上にブロガーの書く中身が有益なのが何よりユーザビリティが高いわけですけど。

それに引き換え、企業のWebサイトってどうなんでしょう?
すべての企業サイトがそうではないとはいえ、

  • 特定の利用状況:たまたま更新を知った際の月に数度の訪問
  • 特定のユーザ:その企業をそこそこ知っている既存顧客あるいは潜在顧客
  • ある製品:企業サイト

のユーザビリティって何なんでしょうか?

やっぱり「製品」といえるだけの「有効さ」をもつことがなければ、ユーザビリティを云々することも無理があるのではないか、と。
グーグルやアマゾンくらい、利用する理由がないと、効率や満足度といったユーザビリティはそれほど問題じゃないんでしょうね。きっと。

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