文章教室

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課題① 『私はなぜ文章を書きたいと思うのか』

課題② 『私とは誰か-自分史として自己を見つめる、見つめ直す-』

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最初はといえば、園芸。
<桜子は出来の良い娘だったので、友人や知人の受験生の母親のように、ハラハラしたり>心配やら気をつかうあまりのノイローゼ気味になるという、家中挙げての<これは本当に戦争なのよ、とつくづく感想をもらす友人の気持も味わうことはなかったし>国立大学に現役で合格してすぐに自分で手続をすっかり済ませて奨学金を受ける資格もとり、まったく<青春を謳歌>しているように見えた。
金井美恵子『文章教室』

僕は大学生の頃、この『文章教室』をはじめとする多くの金井美恵子作品に「書くこと」を学ばせてもらいました。
『軽いめまい』『明るい部屋のなかで』『道化師の恋』など、金井美恵子さんの作品には好きなものがたくさんあります。
それから、しばらく小説を書いてみたいと思い、一日1200文字以上書くことを目標に、3年くらいはほぼ毎日(1年365日のうち300日くらいは)その目標どおりに3年間続けましたが、阿部和重のデビュー作『アメリカの夜』を読んで、小説風の文章を書くのはもういいやと思ったんだと、なんとなく思い出したのでメモ。

まぁ、そんな訓練期間を積んだこともあってか、思ってることを日々ブログに書くことはぜんぜん苦にならない身体になりました。
ブログを書くことはスポーツをすることと同じだ」でも書きましたが、結局はそういう素振りみたいな単調な訓練が時には必要だと思うわけです。

陸上の長距離選手を育てている方が言ってました。
一流のスポーツ選手は、苦しい練習を無理して続けるんじゃなくて、当たり前にできることのレベルを高めていく練習をするんだって。
その感覚なんとなくはわかります。
僕はぜんぜんすごくはないわけですけど、慣れてしまえば、毎日、何本かのエントリーを書くことはそうむずかしいことじゃないってことはわかりますから。
しかも、そうやって何か夢なり目標なりをもって続けてきたことは無駄にはならないわけです。
何回も経験する打ち損じがあとで身になったりするわけです(ちゃんと意識をもって取り組んでいれば)。
例えば、こんなブログでも書き続けていれば、本の執筆依頼とかも来るわけです。
当然、仕事の面でも役に立つわけです。
夢はかなう」わけです。
グダグダ理屈っぽい言い訳を言ってる暇があったら素振り!素振り!
(あっ、あとはやっぱり他人を手本にして学ぶことも大切かも。書くことなら読むことかな)

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