つながる瞬間

ちょっと遅くなったが、こんな素敵なコメントにもきちんとコメントしておこう。

単純に「あきらめずに続ける」こと
と、しみじみとあたしに思わせてくれた愛読ブログがあって、
その方とも、「ひょんなきっかけ」で、最初の一歩つながることができたのだー。うれしい!

ブログを書き続けていて、一番うれしいのはやはりこういう瞬間であることは僕も同感です。
僕もこのブログを9ヶ月続けてきて、そのあいだにそういう瞬間を何度か味わってきました。
そういうときはうきうきしながら返答のエントリーを書いたものです。
(ちなみに「9ヶ月」といえば、ブログに限らず、Webサイトでのコミュニケーションが浸透する期間を捉えるのに、うちの会社ではこんな考え方をしています。「Webサイト運用と、3:6:9の法則」。ご参考に)

先に引用させてもらったブログのエントリーにも、
ビジネスや企業でのブログ、SNS活用流行りだけど(あ、これについてはまた改めて書きたいなあ)
それをやってると、何がいいんだっけ。という、上のような基本的なことを忘れないでいた時、
もっと違う切り口がうまれるかな?とうねうねと考える今日この頃です。

ということが書いてありましたが、ブログを通じた個人のつながりと、最近さんざん繰り返しているマーケティングにおけるリーチから関係性構築への重心の移動は根本的なエンジンとなるものは同じだと思います。
それはきっと人のうきうきする気持ち、うれしいと思う気持ちじゃないでしょうか?

結局、いま読んでいるロバート・スコーブルの『ブログスフィア アメリカ企業を変えた100人のブロガーたち』に書かれていることもそういうことです。
何人かのブロガーの生の声を紹介しながら、いま、マーケティングにおいて伝統的なリーチを重視する発想から関係性の構築を重視する形に重心が移動しつつあること、そして、そのためには「1枚岩の企業」から、多様な人(従業員)がそれぞれ一人の人として働き、ものを考えている企業へとビジネススタイルそのものを変化する必要性が、ブログを書くことを中心に描かれています。
(なので、いつも、このブログを読んでくれていて、共感してもらっている人にはおすすめですよ)

関係性の構築ということでは、「会話」「コミュニケーション」が重視されてきているわけだけど、当然、そういうものは機械的にはできません。
Googleのような検索エンジンはつながりをつくるのをサポートしてくれはするものの、結局、つながりをつくるのはあくまで「あきらめずに続ける」気持ちだし、実際に続けることだと思います

えっ、何をあきらめずに続ければいいのか?って。
そんなこともわからないなら、ブログでも書いて自分の頭を整理して、それこそ何が自分にとってあきらめられないものか見つけてみてはどうでしょうか?

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この記事へのコメント

  • junjunmoccha

    日曜なのにアクセスが多いな・・・と思っていたら、
    gitanezさんのこのエントリーからなのですね。
    ものすごーいウレシイです!
    こういう化学反応が、少しでも起こるように、
    ブログを書き続けていこー!と改めて思いました。
    これからもよろしくお願いいたします♪
    2006年07月31日 11:07
  • gitanez

    junjunmocchaさん、

    へぇ~、うちのブログからでも結構アクセス伸びたりするんですね。
    僕も何度か著名なブログからリンクされたりして、驚いたことはあります。

    こういうのが(といっても単に数字の話だけじゃなくて)ブログって面白いなって感じるところです。
    2006年08月01日 01:41

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