というのは、先日、googleで自分の名前で検索してみたら、本名を一切記載していないはずのこの DESIGN IT! w/LOVE が1ページ目に出てきて驚かされたからです。
ここを本名で書いていないのは、はじめたばかりの頃、方向性も定まらない中途半端な状態で、本名で検索したら見つかっちゃうのはかっこ悪いななんて思ったからでした。
いまは見つかってもいいかなと思っていますが、突然、本名に変えるのもヘンだなと思って、ほっといてました。
それもあったので、本名で検索してここが出てきたときはびっくりでした。
さて、なんで検索しようかと思ったかといえば、『マーケティング2.0』が出てくるかな?と思ったからなんですが、ここの検索表示順位はそんなのよりぜんぜん順位が高くてなんと3番目。
ここより上の2つは会社のページで、これは想定範囲でしたが。
Google恐るべし!と思うのと同時に、あらためてSEOなどと称し単にサイトにキーワード埋めるだけじゃダメなんだなと感じました。
だって、そのキーワード(今回なら私の本名)が実際には存在していなくても、そのページがそのキーワードに深く関連したものなら、ちゃんと上位表示されるんですから。
その理由はたとえ、そのページ自身にそのキーワードがなかったとしても、真にそのページがそのキーワードに対して関連性の高いページであれば、そのページに対して他のページから多くのリンクがはられることになる確率は高いからです。
今回なら、私自身が自分で本名を出しているページから実際に DESIGN IT! w/LOVE にリンクをはってあることは多々あります。
それに今回『マーケティング2.0』の執筆をお手伝いしたことで、他の執筆者の方々が自身のブログで本の紹介をする際に、私の名前にリンクする形で、 DESIGN IT! w/LOVE を紹介してもらっていたりしたことも、一気に順位をあげる結果になったのでしょう。
なんかこういうこと書くとまたスパム的なSEOを頭に浮かべる人が多くなりそうでイヤなんだけど、実際はそういうことじゃないと思います。
投稿や更新があるたびに、グーグルはそれを察知して、あなたのレーティングを上げていく。グーグルはリンクにも常に目を光らせている。あなたのブログに、他のサイトがどれだけつながっているかを、見ているのである。他のブロガーが、あなたの書いたものを面白いと思えば、自分のサイトにそれを書き、あなたのサイトへリンクを張る。したがって、こうしたリンクも、あなたの「グーグル上での強さにつながっていく。実際にこれほど検索エンジンでの立場を強くするものはない。ニューヨーク・タイムズに全面広告を出したり、プレス・リリースを発行したりしても、頻繁に更新されるブログほどの広報効果はないのだ。グーグルでのランクを上げたければ、ブログを立ち上げ、頻繁に更新することをお勧めする。ロバート・スコーブル『ブログスフィア アメリカ企業を変えた100人のブロガーたち』
まぁ、この DESIGN IT! w/LOVE では、常々、言ってきたことだ。とはいえ、今回の本名検索でさえ、ここが上位表示されることになるなんて、いつもブログとGoogleの相性の良さについて書いていた私自身でさえ、ちょっとその力を低く見積もっていたなと感じました。
さっき検索したところでは「マーケティング2.0」というキーワードでも、このブログは、Amazonの商品詳細ページの次の2番目に表示されます。
出版元のSE社のページでさえ、やっと2ページ目に表示されるのにです。
さらに勘違いしてそうな人のために言っておくと、このブログのGoogleページランクはわずか"3"です。そんな低いページランクだって十分なんです。
たぶん、これまでのSEOの発想って、それ以前の広告なんかの考え方に引きずられていたんじゃないでしょうか?
いま重要になってるのはリーチを広げることじゃなくて、リレーションをいかに構築するかっていうことだって、どれだけの数のマーケターが気づいているんでしょうね?
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この記事へのコメント
tkt
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gitanez
もちろん、それはわかってますよ w