地震から丸二日が経った今日。
部屋に閉じこもりきりで、TwitterやFacebookやニュースの情報ばかりに惑わされていてはいけないな、と思い、散歩や買い物がてら、原宿から表参道、渋谷、恵比寿と歩いて、自分の目や足でリアルな情報に触れてみました。
まずは家の近くでは公園のすべり台で子どもたちが遊んでいたり、野球やサッカーをしていました。
最寄駅の喫煙所でタバコをすい、
原宿駅に到着。
人はやっぱり少なめ。
と思いつつも、それなりには表参道を歩く人はいたり。
そのまま、青山通りまで歩き、国連大学まで。
お目当てのファーマーズマーケットはやってました。
お店もお客さんも少ないなりに、やっぱり市というのは活気があってよかったです。
人も車も少ない青山通りを、今度は渋谷まで歩き、
金曜日には誰もが目にした渋谷駅のバス乗り場が打って変わって物静かな雰囲気なのも見て、
ひと気の少ない渋谷駅の山手線ホームから電車に乗り、
恵比寿駅に到着。
こちらは表参道や渋谷に比べれば普段とのギャップも少なかったような。
行きつけのお店で先月まで働いていた人が仙台に帰ると聞いていたので、安否が気になり、お店に顔を出したのですが、無事とのことでホッとしました。
帰り道の恵比寿公園でも子どもたちが元気に遊んでいました。
ネットやテレビの情報ではなく、自分の足で歩いてみた情報ですこし液状化現象を起こしつつあった自分の心にも足場ができたかな、と。
自分の足場だけは自分自身で得た情報でしか固められません。
ゆらゆらした気持ちのままでは、それこそ誰かに何かをするなんてことはできません。
思い切って外に出てよかったなと思いつつ、ファーマーズマーケットで勝った里芋を煮て夕飯。
明日からは週も明けます。
先行き見えない不安はありますが、それはいつも見えないものがたまたま表出しただけ。
先行きが見えないこと自体はいつもと同じ。
だから、いま僕らにできるのは、先行き不透明なことばかりを明示する情報から意識的に目を逸らすこと。そうやって普段の生活を各自が取り戻していくしかないか、と。
それがたまたま被災から免れた僕らがまずやることかな。