パンくずリストはツリー構造か?

さて、ひとつ前のエントリーでヤスヒサさんからコメントをもらいました。
こんな風に元の記事を書いた方からコメントをいただけるのはありがたい。

さて、そのコメントを読んで、ふと思った。

パンくずリストって本当にツリー構造なの?ってことだ。
これは自戒をこめた疑念。

僕らみたいにWeb制作に関わる人間はよく、パンくずリストは現在位置を示すのでユーザビリティを高めますと言ったりする。

確かにその通りなんだけど、でもその理由ってファイルあるいはディレクトリがツリー構造になってることとは関係ないんじゃないか。

たぶん、パンくずリストがユーザビリティ的に役立つのは、ディレクトリ構造がツリー型だからじゃなくて、意味的な分類構造が慣れ親しんだツリー型だからだし、それ以上に、クリック可能なリンクだからだと思う。

そう考えるとタグが一般に普及してないのは、タグってものを一般の人が知らないからというより、一般の人が使うサイトにクリック可能なリンクとしてのタグが実装されてないからじゃないかと思う。

普及というのはそういう問題で、普及しているパンくずリストの名前を知ってる人はそんなにいない。
(実際、クライアントから何度、「パンくずリストってなんですか?」と聞かれたことか。)

キャズム越えってそういうことだ。
専門家かがわかるということと、一般の人がわかるということはまったく別のことだと思う。
専門家から見れば、パンくずリストとタグは別物だけど、一般の人からみれば、それはただのリンクで、ようはそれが役に立つかいなかが問題なんだと思う。
このあたりを専門家は気をつけなくてはいけないんだと思う。

自戒を込めて。



この記事へのコメント

この記事へのトラックバック