ごくごく普通の人の既得権益

既得権益ってお金持ちやエライ人だけの話かと思ってましたけど、普通の人にも関係する言葉なんですね。

つまり、普通の人でも自分の常識を超えた意見が外から提示されることで、自分のこれまでもっていた常識が危ぶまれる状況になると、いともたやすくネガティブな反応を示しちゃうものなんだなって現象を最近、間近に実感できるような出来事に遭遇しました。

これだからイノベーションってうまくいかないんでしょうね。
でも、それってより一般的なエライ人系の既得権益とおなじように「進歩」っていう意味では単なる障害なので、ひとりひとりがもうすこし広い視野というかパースペクティブの自在性みたいなものを持てるよう、頭の使い方=設計を変更する努力をしていかないといけないんでしょうね。

かんたんな言葉でいうと、「人の意見に耳を傾ける」ってことです。

ヒトってまだまだ自分のことをよくわかってないようです。
基本、ヒトも動物で、逆戻りできない累積的な進化の過程でいまのデザインを手に入れたこと、さらにヒトにしか操れない言語、計算によって、自由を手に入れたことをもうすこし理解しないといけなさそうです。
倫理的にも、環境的にもサバイバル=環境適応する意味で。


この記事へのコメント

この記事へのトラックバック