東京駅から内房線の特急さざなみに乗って浜金谷駅まで。
鋸山ロープウェーに乗って一気に山頂に。
南房総国定公園に指定された鋸山は、風光明媚を謳い文句にしているだけあって、眺めは抜群。
鋸山
鋸山は、建築などの資材として適した凝灰岩から成っている。そのため、古くは房州石と呼ばれた良質石材の産地として、江戸時代から盛んに採石が行われたという。その結果露出した山肌が鋸の歯状に見えることから鋸山と呼ばれるようになったのだそうだ。あちこちに切り立った崖があるが、その岩肌をいまは苔などの植物が覆っている。
この季節は新緑のいろがとてもきれい。
日本寺
その鋸山に日本寺がある。まったく知らなかったが、この日本寺は、寺伝によると聖武天皇の勅願により、行基によって神亀2年(725年)に開山されたのだそうだ。最盛期には七堂十二院百坊の規模を誇ったが、明治の廃仏毀釈や1939年の火災により、現在は仮本堂をはじめごくわずかとなっている。
ただ、本堂などは火災で焼けてないものの(現在再建中)、その山の参道には、鋸山の岩を用いて彫られた石仏が無数に残っている。
また、奈良や鎌倉の大仏より大きな石の大仏があることでも有名。
藤棚ごしに大仏をみながら、昨夜の残りのコロッケとから揚げでつくったお弁当を食べる。
ロープウェイで登ったので登る苦労はあまりせずに済んだが、下りは結構長かったので、今日はふくらはぎが筋肉痛。
5月3日の夕食
そして、昨夜のコロッケ&から揚げの家庭的な料理と打って変わって、この日の料理は洋風に。関連エントリー
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