ジャレド・ダイアモンドの『文明崩壊』上下巻に拍手

たった今、ジャレド・ダイアモンドの『文明崩壊』上下巻を読み終った。
読み終った瞬間、思わず拍手してしまった。とてもいい本だったと素直に感じたからだ。

過去と現代の文明崩壊とその危機を考察してきた上での最終章「世界はひとつの干拓地」で語られるオランダ人の言葉はすごくいい。

「オランダには『敵とはうまくやれ。その敵は、同じポルダーで隣のポンプを動かす人間かもしれないのだから』ということわざもある」。
国内の大部分が海抜より低いオランダではそうして隣接する人同士が協力しあい水を海に汲み出す。

穴のあいた沈みそうな船から協力して水をかきだすように行われる持続可能性への配慮。自分も真剣に考えないといけないなと思った。
そう思わせてくれた素晴らしい内容に拍手が自然と出た。

うちの社長が言っていた。クリエイターは他人の作品に拍手を送らないとダメだ、と。確かにその通りだと思う。拍手が相手を育てるし、自分自身も育ててくれるはずだから。

そして、それは先のオランダ人の発想にもつながっていく。他人を讃える拍手は持続可能性につながっていくはずだ。

 


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