ジェーン・フルトン・スーリの『考えなしの行動?』
好奇心を研ぎ澄まして観察すれば、ごく平凡な出来事がデザインの好機と結果についていかに閃きの発想をもたらすのか、ということがしだいに明らかになるだろう。ジェーン・フルトン・スーリ「考えなしの行動の組み立て」『考えなしの行動?』
好奇心を研ぎ澄まして観察した結果は以下。
看板
看板も盗まれることがあるのでしょうか? 左の写真の看板はチェーンキーでつながれています。一方、右の写真の看板には空のボトルがささっていて、それがもうひとつの「OPEN」の看板をぶら下げるフックになっています。


自転車と傘
『考えなしの行動?』
前後の留め方が秀逸です。まるで元々セット販売されていたもののよう。
座る
左の写真はみな一列に並んで、まるで通り過ぎる通行人の振る舞いを見世物のように観ている観客席の観客のよう。座っている人の前にはペットボトルなどが置かれていて、それが座っている人がいなくなっても空のペットボトルだけが残っていたり。このあたりもなんとなく劇場の観客席っぽい(特に端のほうはゴミがたまってました)。一方、右の写真の女性は通り過ぎる人びとに背を向けて、電話の向こう側の世界に向かっている。


どちらも椅子ではなく、椅子の代替となりそうな高さのものを見つけては、勝手に椅子にしてしまっています。
わたなべ木工のパン切りボード
というわけでオブザベーションによる収穫は以上ですが、それとは別にシルタで、わたなべ木工のパン切りボードをゲットしました。

鳥取民芸運動をはじめた吉田璋也氏により考案されたパン切り台でそうで、栃でつくられています。塗装のされていないシンプルな感じがよいです。使いこんでいくうちに、どう変化していくかも楽しみです。
今日の夕食
パン切り台を手に入れたので、今日はパンにしようかと思ったりもしましたが、結局は米でした。
「豚こま、もやし、ピーマン炒め」と「ちくわの蒲焼き」from 『今日のおかず』
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