左右対象のパターンへの感受性

僕らは左右対象のパターンに対して特別な感受性を持っているらしい。
私たちの遠い祖先の自然界では、この世で左右対象を示すものと言えばほぼ自分以外の動物しかなく、しかもそれが自分に面と向かっているときと決まっていたからではないか。
ダニエル・C・デネット『解明される意識』


つまり食べられちゃわないための警報システムというわけだ。

デネットはこうも言ってる。

こうしたメカニズムの重要な点は、識別の大まかさにある。彼らは報告行為における〈真実性と正確性〉とでも言うべきものを犠牲にしてでも〈スピードと経済〉を獲ろうと取り引きするのである。


でも間違ってはいけない。こうした判断は意識下で起こっているのだ。意識なんてしてたら到底間に合わない。
そういう場面の危機がほとんど起こらない環境で暮らしてるからこそ、僕らは多くのことを意識で判断してるのだろう。

直感さえ意識だしね。
直感の元って昔ながらの設計の名残か?

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