5月27日(水)に、産業科学システムズさん主催の「シナリオとプロトタイプによるデザイン法」講義+ワークショップの講師をさせていただきます。
有料のワークショップですので、どちらかというと個人を対象としたものいうよりも、法人からの参加を対象にしたものになります。
- プログラム名
- ユーザビリティ+魅力+α商品開発のための
シナリオとプロトタイプによるデザイン法
- プログラムの概要
- 人とモノとをつなぐインタラクションを使いやすく魅力的なものとしてデザインすることのむずかしさは従来、人間が頭のなかで行っていた認知や判断などの隠れた振る舞いを外部化して、それを人とモノとの関係に置き換えなくてはならないところにあります。このむずかしい作業をスムーズかつ創造的に進めるために有効な手法がシナリオとプロトタイプを用いたデザインの方法です。今回はこのデザインの方法を講義と演習の二部構成で学んでいただきます。
講義ではシナリオとプロトタイプを使った要件抽出から具体的なデザイン案の作成までの流れを紹介します。演習ではその方法を実際に体験していただきます。製品の要件を抽出するためのコンテキストシナリオの作成、主要な利用場面での詳細なインタラクションを記述したキーパスシナリオの作成、それを実現するデザインを検討するプロトタイプの作成までの一連の作業を通じて、ひとりの仮想のユーザの問題を解決するためのデザイン案を作成します。
- プログラムのアジェンダ
- 1.講義
2.シナリオとプロトタイプを使ったデザイン法の演習
3.まとめ
※講義よりも、グループワークでの演習=ワークショップがメインです。
- 開催日時
- 5月27日(水)10:00~17:00
- 会場
- 東京・飯田橋 産業科学システムズ会議室
- 受講料
- 1名:56,700円(受講料54,000円、消費税2,700円)
2名以上の場合1名:49,350円(受講料47,000円、消費税2,350円)
- 詳細・お申込み
- 詳細およびお申込みはこちらのページよりお願いいたします。
プログラムの対象となるのは、アラン・クーパーの「ゴールダイレクテッドデザインプロセス」におけるペルソナ作成以降で(まさに「ペルソナ作ってそれからどうするの?」です)、下の図でいうと「要件確定」~「フレームワーク設定」の部分にあたります。「要件、要素、分類と構造化、そして、視覚化・振る舞いの検討へ」というエントリーで軽く紹介している設計段階です。
シナリオを使ったデザインの方法についてご興味のある方は、ぜひご参加いただけると幸いです。先日の「第2回ユーザー中心のWebサイト設計・ワークショップ」の参加者のご意見にもありましたが、本や講義ではお伝えするのがむずかしいユーザー中心設計の上流工程での具体的な進め方も実際に体験していただくことで、深い理解ができるものと思います。グループワークの重要性についても実際体験いただくことで実感いただけるものか、と。
なお、参加人数に限りがございますので、参加ご希望の方は早めにお申し込みいただいたほうがよいかと思われます。
→ お申し込みページへ
よろしくお願いいたします。
関連エントリー
- 要件、要素、分類と構造化、そして、視覚化・振る舞いの検討へ
- ゴールダイレクテッドデザインとは
- ユーザー中心のWebサイト設計・ワークショップ1日目
- ユーザー中心のWebサイト設計・ワークショップ2日目
- 内省する力(第2回ユーザー中心のWebサイト設計・ワークショップ1日目)
- なぜグループワークなのか(第2回ユーザー中心のWebサイト設計・ワークショップ2日目)
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