デザインに関する箇条書きのメモ

自分の頭を整理するために。
箇条書きで。

1.デザインとは
  • 形や色、素材などによるスタイリングだけでなく、物や事を社会において実現させるために必要なあらゆる面での企画・設計・意図。
  • 「デザイン」というのは、もともとはTo do with signs、「サイン」を相手にどう対処するかという意味の哲学と手法のことなんだね。(from 高山宏『表象の芸術工学』
  • マーケティングによってニーズを、つまり甘やかされただらしない欲望を掘り起こして、ほしいものを与えていくことによって生まれる文化よりも、デザインによって覚醒されていく生活の方が、確実に社会を豊かにしていくからです。そこに早く気がついた経済文化圏が、やっぱり次の時代をリードしていくんじゃないでしょうか。(from 原研哉『なぜデザインなのか。』
  • 意匠とは、いまの言葉でいうのならデザインのことである。しかし、意匠という言葉には計りがたいところがある。なかなか深い。なぜなら「意」は「こころ」のことであるからだ。(中略)日本文字の「意」は「意味」のことでなくて「意識」のことなのだ。(from 松岡正剛『日本数寄』
  • 現在の状態をより好ましいものに変えるべく行為の道筋を考案するものは、誰でもデザイン活動をしている。物的な人工物を作りだす知的活動は、基本的には、病人のために薬剤を処方する活動や、会社のため新規の販売計画を立案し、あるいは国家のために社会の福祉政策を立案する活動と、なんら異なるところはない。(from ハーバート・A・サイモン『システムの科学(第3版)』
  • 保存されるべきものは、モノではない。むしろそのやり方であり、企画を立てる方法であり、出くわす問題に応じて再びやり直すことを可能にさせる柔軟な経験値である。(from ブルーノ・ムナーリ『ファンタジア』

2.デザインと問題
  • 問題を発見するために事実を見る
  • 整理・構造化することで問題を正しく理解する
  • 問題の解法を考える
  • 思いついた解法を整理してシンプルな形にする
  • 解法を具体的なモノのレベルに落とし込む
  • 本当にそれが問題の解なのかを検証する

3.デザインのプロセス
  • 理解する:なぜデザインするのか?を
  • 観察する:問題は具体的にどういうものなのかを知るために
  • 分析する:観察から得た情報を整理・構造化して、問題を理解する
  • 図る:問題の解法を想像する、意図する
  • 具体化する:問題の解法をモノのレベルに落とし込みながら考える
  • 検証する:モノが本当に問題の解法になりうるのかを検証する

4.デザインをするために必要な人材(from トム・ケリー『イノベーションの達人』
  • 情報を収集する人:人類学者、実験者、花粉の運び手
  • 土台をつくる人:ハードル選手、コラボレーター、監督
  • イノベーションを実現する人、経験デザイナー、舞台装置家、介護人、語り部

5.デザインに必要な能力

6.デザインをする際の7つの作法(from 『ペルソナ作って、それからどうするの?』
  • ひとりで考えない
  • 手を動かしながら考える
  • 議事録を書く
  • 計画を立てて行動する
  • リズムを作る=習慣化する
  • 戦略的に本を読む
  • 何度も検証しコンセプトを壊す

7.デザインのカテゴリー?


P.S.
続きのメモも。デザインに関する箇条書きのメモ その2

   

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