所属する株式会社イードで、7月30日に「ペルソナ/シナリオ法による商品・サービス開発」と題したセミナーを開催します。
- タイトル 株式会社イード・マーケティングセミナー「ペルソナ・シナリオ手法による商品・サービス開発」
- 日時 2008年7月30日(水) 13:30~16:40(受付開始13:10より)
- 参加費 無料
- 会場 ハーモニーホール(地下鉄中野坂上直上)
- 定員 90名
- 講師
- 千葉工業大学教授 山崎和彦
- 株式会社イード 棚橋弘季
- 大和ハウス工業株式会社 山口知洋
今回は、業務上の必要性からペルソナ/シナリオ法の実践方法をお知りになりたい方を対象としています。ですので、このブログを読んで、僕の話を聞きたいと思っている方のご期待には添えないかなと思います。
あくまで業務の必要上、ペルソナ/シナリオ法の導入を検討している方、実際に導入することは決まっている方向けの話だと思っていただいたほうがよいと思います。
ペルソナ/シナリオの作成のための具体的な実践テクニック
そういうわけで、僕自身の講演内容も前回の失敗も踏まえつつ、対象者と内容を絞り込んで、以下のようにしました。- 講演タイトル
- ペルソナ/シナリオの作成のための具体的な実践テクニック
- 目的
- 業務上の必要性からペルソナ/シナリオ法を関心を持つ方を対象として、実際の業務において、ユーザー視点での商品・サービス開発を行う際に、ペルソナ/シナリオ法を活用するための実践方法の概要を紹介する。
- ゴール
- デザインの方法としてのペルソナ/シナリオ法について、その実践的なテクニックを知っていただく。
ただし、時間の都合上、フォーカスはユーザー理解のための調査・分析からペルソナ/シナリオ作成の方法、具体的なデザインへの落とし込みのためのモデリングまでとする。
- お話しする内容
- ペルソナ/シナリオ法とインタラクション・デザイン
- ペルソナ/シナリオ法を含むユーザー中心のデザインプロセス
- 各プロセスにおける具体的な作業の進め方
目的にあるとおり、お話しするのは、あくまで「ペルソナ/シナリオ法を活用するための実践方法の概要」です。持ち時間も50分と限られますので、実践方法に関しての話もせいぜい概要くらいとなります。
本の後半部をかいつまんで話す形になりますので、本を読んでもっと話を聞きたいと思った方よりも、本を読んだけどいまひとつわからなかったという方向けだと思っていただければと思います。
もっと詳しく知りたい方はセミナーではなく・・・
時間の制約がなくても、実際にやってみないとわからないのがペルソナをはじめとするUCDの方法の特徴でもあります。結局はセミナーのような座学よりも、実際に作業を経験するワークショップで理解してもらうのが早道だと思っています。こちらのほうも別途相談にのりますので、会社のほうに問い合わせてみてください。
あと、ついでに、もう1つ。
すでに前回や今回、セミナーに参加応募してくれているなかに、僕の話を聞きたいからという声がいくつか見られるのですが、そういう方はセミナーに参加するのではなく、直接、僕に話をする時間をくださいって言ってください。もともとセミナーのように大勢に向けて一方的に話すよりも、1対1や少人数で話をするほうが得意なほうなので、絶対、そのほうがおもしろいと思いますので。
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- 『ペルソナ作って、それからどうするの?』といっしょに読みたい参考文献:2.認知科学・UCD編
- 『ペルソナ作って、それからどうするの?』といっしょに読みたい参考文献:3.日本文化・ものづくり編
- 『ペルソナ作って、それからどうするの?』といっしょに読みたい参考文献:4.脳と意識、生物編
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